2024年12月にブラジル・サンパウロで開幕を迎えるシーズン11(2024-2025年)のフォーミュラE。11月7日にスペイン・バレンシアで行なわれる女性限定テストセッションに参加するドライバーの全容が明らかとなった。
フォーミュラEはシーズン11から新車両の“Gen3 Evo”が投入される。電動マシンということもあり、静止状態からわずか1.82秒で時速60マイル(時速約96キロ)に達するという最大加速力はF1をも上回るが、参戦ドライバーたちは11月4日~7日にバレンシアのリカルド・トルモ・サーキットで行なわれるプレシーズンテストでこのニューマシンを体験することになる。
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そしてテスト最終日である7日には、女性ドライバーのみで行なわれるテストセッションが設けられている。そのラインアップは各チームによって随時発表されていたが、ついに全11チームの起用ドライバーが出揃った。
その中には、既に優れた実績を持つ女性ドライバーも多くいる。その急先鋒とも言えるのがジェイミー・チャドウィックだ。彼女は2019年から3季開催された女性ドライバーのフォーミュラ選手権Wシリーズにおいて3季全てでチャンピオンに。今季はインディNXTでも優勝を飾り、インディカー・シリーズへの昇格も期待されている。
そんなチャドウィックはジャガーからテストに参加する。そのチームメイトはリル・ワドゥーだ。ワドゥーはフェラーリのGTファクトリードライバーであり、既にWECやIMSAでも優勝経験あり。今季はスーパーGTでフェラーリ296 GT3をドライブし、2位表彰台も獲得するなど、スポーツカーレース界で随一の女性有望株と言える。
キロ・レースCoから参加するベテランのシモーナ・デ・シルベストロは、その実績で右に出る者はいないかもしれない。彼女は2010年からインディカー・シリーズにフル参戦し、最高位2位を記録。最近でもインディ500など一部レースにスポット参戦していた。そしてデ・シルベストロはなんといってもフォーミュラEの本戦に出場経験があり、同シリーズでポイントを獲得した唯一の女性ドライバーだ。
最近インディカーに参戦した女性ドライバーと言えばタチアナ・カルデロンが記憶に新しいが、彼女もマセラティからテストに参加する。カルデロンはGP3(FIA F3)、FIA F2とF1直下のカテゴリーに参戦し、日本のスーパーフォーミュラにも参戦した経験がある。シングルシーターでの経験は豊富だ。
日本からも、小山美姫がローラ・ヤマハABTから参加する。小山は2019年のWシリーズでランキング7位を獲得し、2022年はフォーミュラ・リージョナルの日本選手権でチャンピオンに。今季はGTレースメインとなっているが、スーパー耐久やランボルギーニ・スーパートロフェオアジアで好成績を残しており、スーパーGTでも存在感のある走りを見せている。
その他、ベイツケ・ヴィッセール、マルタ・ガルシア、アビー・プリング、アリス・パウエルなど、WシリーズやF1アカデミーといった女性限定選手権で上位常連組も名を連ねている今回のフォーミュラEテスト。シリーズとしてもまさに画期的なイベントとなる。
■フォーミュラEバレンシアテスト:女性限定セッション参加者
ジャガー :ジェイミー・チャドウィック、リル・ワドゥー
ポルシェ:ガブリエラ・ジルコヴァ、マルタ・ガルシア
DSペンスキー:ジェス・エドガー、ベイツケ・ヴィッセール
日産:ソフィア・フローシュ、アビー・プリング
アンドレッティ:クロエ・チェンバース、ネレア・マルティ
エンヴィジョン:アリーシャ・パルモウスキー、アリス・パウエル
マクラーレン:ビアンカ・ブスタマンテ、エラ・ロイド
マセラティ:タチアナ・カルデロン、キャリー・シュライナー
ローラ・ヤマハABT:小山美姫
マヒンドラ:レナ・ビューラー
キロ・レースCo:シモーナ・デ・シルベストロ
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