アルピーヌはフェルナンド・アロンソが来季から移籍することを電撃的に発表した後でも、良好な関係を維持できると考えている。
アロンソは2021年シーズンにアルピーヌからF1へ復帰し、2022年が契約の最終年となっていた。チームは良好なパフォーマンスを示しているアロンソを継続起用したいと考えており、契約延長に合意するのも間近だと考えていたようだ。
■アルピーヌ大混乱。アロンソ移籍は”青天の霹靂”「アストンマーチンのプレスリリースで知った」
しかしF1前半戦最後となるハンガリーGP終了後の8月1日、アストンマーチンは2023年からアロンソがチームに加入すると発表。アルピーヌはアロンソの動きをアストンマーチンの発表で初めて知ったと後に明かしており、まさに青天の霹靂といった具合だった。
こうしたアロンソの”不義理”ともいえる行動は、チームとの間に明白な緊張関係を生み出してしまうように思える。しかしオットマー・サフナウアー代表は、今後もアロンソとチームが効率的に協力していけると主張している。
「残るシーズンについてだが、私は全くと言っていいほど心配していない」
サフナウアー代表はそう語る。
「我々の目標は極めて明確だ。我々はコンストラクターズランキングを4位で終えたいと思っている。3位は少し遠すぎると思う」
「フェルナンドもそれを理解している。彼はプロフェッショナルな競技者なんだ。一度ヘルメットを被れば、私と同じように彼はたとえ勝てなくともできる限りのベストを尽くしたいと考えるんだ」
「そして彼がレースマシンに乗っている時、彼の考えには、そのレースとチャンピオンシップを、できるだけ良いポジションで終えることしかない」
「彼は依然としてそうした欲求を持っているし、それがここに居る理由なんだ。もちろん、私も同じだよ」
サフナウアー代表は今季マシンのA522は、シーズンが進むにつれてさらに競争力を発揮できるようになると主張し、アロンソもパフォーマンスを最大化しようと取り組んでくるはずだと語った。
「我々はできる限りのベストを尽くしたいと思っている。特に今年は、アップデートがとても早く進んでいる。スパ(ベルギーGP)でまたアップデートが予定されており、シーズン終了までアップデートを継続することになる。フェルナンドもそれは知っている」
「彼はエステバン(オコン/チームメイト)と同様に、チームのパフォーマンスを最大化するためにハードに取り組んでくれるだろう。その点に疑いはない」
そしてサフナウアー代表はアストンマーチンへ移籍することになるアロンソが、どんな活躍を見せると思うかとも尋ねられた。ただ、この問い掛けに答えるには時期尚早だと語った。
「彼は本当に素晴らしいドライバーで、私がこれまで一緒に働いてきた中でも最高のドライバーだ」
「依然として非常に高い競争力を備えているし、速さもあり、ドライバーの真のスキルが示されるトリッキーなコンディションではさらに優れている。そういった姿を今年も見てきたんだ。それがさらに3年間続くなら、アストンマーチンとフェルナンドにとっては素晴らしいことだろう」
「彼の力がいつ減退するのかは分からない。共に働いていても予測できるものではない。どうなるかを予測するには、あまりにも考慮すべき多くの要素があるからだ。どうなるかは様子を見ることになるだろう」
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