メルセデス・ベンツ日本は2020年6月25日、9車種目になる新たなSUVラインアップモデル「GLB」を発表し、予約受注を開始しました。デリバリーは7月頃が予定されています。
モデル概要
新たにSUVラインアップに加わったGLBは、2019年4月の上海オートショーで「GLBコンセプト」として発表され、それから1年を経て日本に導入されました。GLBはAクラス、GLAと共通の横置きエンジン用のMFA2プラットフォームを採用していますが、3列シートを採用したロングホイールベース モデルで、生産はメキシコ工場で生産されています。
メルセデス・ベンツのクロスオーバーSUVのラインアップの中ではGLAとGLCの中間に位置するボディサイズで、ホイールベースでみるとGLAより100mm長く、GLCよりわずか22mm短いだけですが、横置きエンジン レイアウトのため、基本はGLAベースということになります。
ボディサイズは、全長4634mm、全幅1834mm、全高1706mm、ホイールベース2829mmと、ほぼDセグメントのサイズとなっています。車両重量は1760kg。シート配列は3列レイアウトとなっています。
このモデルのメイン市場は、アメリカ、中国でボディサイズもそれに合わせたサイズといえるでしょう。パッケージングは3列シート/7人乗りとしていますが、3列目シートは身長制限を設けるほど狭いスペースになっています。(後述)
デザインとパッケージング
エクステリアはGクラスからヒントを得ており、クーペ的なGLAとはかなりテイストが違い、スクエアなシルエットになっているのが特長でリヤエンドも切り立った形状になっています。フロントはクローム仕上げのアンダーガードと、大きなラジエーターグリル、膨らみのあるボンネットなどによりGLAよりSUVらしさを強調しています。
インテリアのデザインは、Aクラス、Bクラスとほぼ共通で、ワイドスクリーン ディスプレイがダッシュボード上部に配置されたシンプルで水平基調に造形されています。またエアコンのアウトレットも円形で、ジェットエンジンのタービンイメージされるデザインもAクラスと共通です。
GLB独自のデザインとしては、一部グレードは助手席ダッシュボード中央部やセンターコンソールのスイッチの両端部にアルミニウム調チューブデザインを採用し上級仕様では、シートバック中央部には斜めに走るステッチが菱形状の模様を採用しています。
2列目シートは、60:40の分割で140mmのスライド調整が可能です。また、バックレストの角度は8段階の調整ができ、バックレストを折り畳むときは40:20:40で倒すことができます。
3列目シートは、2列目シートのバックレストにあるロック解除レバーを操作することで、ワンタッチで乗り降りすることができ、3列目シートを使用しない場合は、格納することができます。なお3列目シートの乗員は安全を確保するため身長168cm以下に限定されています。
パワートレーン
GLB200dに搭載されるのはGLA用と同じ「OM654q」型の2.0L直列4気筒ディーゼルターボエンジンで、出力も共通で150ps/320Nmとなっています。
一方でGLAとは異なり、ガソリンエンジンもラインアップされています。GLB250 4MATICスポーツには「M260」型の2.0L4気筒 直噴ターボを搭載。このエンジンはアルミ製シリンダーブロックに鋳鉄ライナー入リの構造、可変バルブタイミング機構「カムトロニック」を採用し出力は224ps/350Nmとなっています。
なお海外市場では1.4Lターボのガソリンエンジンも設定されていますが、日本には導入されません。トランスミッションは8速DCT(8Gトロニック)のみの設定です。
4WDシステム
GLB2504MATICスポーツの4WDシステム、4MATICはドライバーがダイナミックセレクトのスイッチを操作することで、前後トルク配分比を変化させることが可能です。4WDの特性マップは3種類で、「ECO/コンフォート」で80:20、「スポーツ」では70:30、オフロード走行では、クラッチがロック状態となり、 前後配分は50:50となります。
もちろんモードでも路面状況に応じて連続的にトルク配分比は変化します。また、センターコンソールにあるダイナミックセレクトのスイッチで「オフロード」を選択すると、トルク配分やABSのマネジメントを専用マップに切り替え、悪路走破性を高めます。またオフロードの下り坂を2km/hから18km/hの間で 事前に設定した一定の速度で降りることができるDSR(ダウンヒルスピードレギュレーション)も装備されています。
装備
GLBの装備は、対話型インフォテインメントシステムMBUXを搭載。10.25インチの高精細ワイドスクリーン コックピットと組み合わせており、各種の操作、インフォテイメントの操作などは自然会話で行なうことができます。
運転支援システムは、最新のシステムを装備しており、自動緊急ブレーキによる被害軽減機能、車線維持機能、斜め後ろの死角の車両との衝突回避を支援する機能、ステアリングアシストなどを備えています。
また、アダプティブ クルーズコントロールは高速道路上で自動停止した場合、30秒以内(一般道は3秒以内)での自動再発進(GLB200dはナビゲーションパッケージ選択時。GLB2504MATICスポーツは標準装備)が可能です。同様にウインカーを操作すると自動てレーンチェンジを行なうアクティブレーンチェンジング アシストや、ドライバーが気を失うなど万が一の場合には、自動的に車線を維持しながら緩やかに減速・停止するアクティブエマージェンシーストップアシストも上級グレードには装備されています。
GLB 諸元表
価格
メルセデス・ベンツ 関連情報
メルセデス・ベンツ日本 公式サイト
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
ミニバンはいらないけどSUVが欲しい!
どちらのニーズにも応えられて売れそう!