マクラーレンのランド・ノリスは、F1マイアミGPの決勝でF1参戦110戦目にして初優勝。チーム代表のアンドレア・ステラは、ノリスだけでなくチームの肩の荷も下りたと語った。
マイアミGP決勝ではノリスにとってタイミング良くセーフティカーが出動したとはいえ、ノリスは見事にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を振り切って嬉しい初優勝を果たした。
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ノリスはこれまで、F1で15回の表彰台を獲得してきたが、ようやく表彰台の一番上に立つことができた。ノリスにとっては、F2時代の2018年、バーレーンで勝利して以来2200日以上ぶりの勝利だった。
ノリスはようやく初勝利を挙げたことで肩の荷が下りたと認めたが、チーム代表のステラによれば、それはチームにも言えることだという。
「私は(勝てていないという)彼の肩の荷が下りたと思うが、我々の肩の荷も下りた」
motorsport.comの取材に応じたステラはそう語った。
「我々がランドに勝てるような材料を提供できれば、彼はすぐに結果を出すだろうと思っていた。だから我々は責任を感じていたし、それは我々次第であって、ランド次第ではないと何度も言ってきた」
「しかしランドの功績は大きい。彼は冬の間、成長し続けた。特に予選での改善や、速いクルマがあるときには100%でなくてもいい、ただそこにいるだけでいいというような周回をするようになった。彼はそれを実践していると思う」
「この結果は、彼がどれだけ準備ができていたかを証明するものだし、表彰台に上がれないと思われたクルマで表彰台に上がってきたことを考えれば、ランドはとても力強い旅をしていると思う」
ステラ代表は、ミディアムタイヤを履いた最初のスティントではトラフィックに引っかかっていたノリスが、他のマシンがピットストップし前が開けたところでファステストラップを連発し、フェルスタッペンを焦らせたことを称賛した。
「彼のレースマネジメントはとても成熟していると言わざるを得ない」と、ステラ代表は付け加えた。
「1周目を終えた時点で、できることはあまりないと考えた彼は、タイヤをセーブし始めた。いつかは自分のレースができるときがやってくることが分かっていたからだ」
「そして前のマシンがピットインしたとき、彼は信じられないようなペースでレースを進めた。彼は持っているモノから最大限のパフォーマンスを引き出していたんだ」
「彼に勝つための材料を提供する必要があった。そして、それができてすぐ、彼は優勝を達成した」
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