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436PSの新エンジン搭載、史上最強の『ロータス・エキシージ CUP 430』登場

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436PSの新エンジン搭載、史上最強の『ロータス・エキシージ CUP 430』登場

 ロータスが「あらゆる制限を廃したエキシージ史上最強のプロダクションモデル」と謳う高性能モデル『ロータス・エキシージ カップ 430』が登場。1月11日に千葉県の幕張メッセで開幕した東京オートサロン2019の会場で日本初公開となり、同日より日本限定10台で発売が開始されている。

 基幹モデルである『ロータス・エリーゼ』の上位モデルとして、拡幅されたボディやシャシーに3.5リッターのV6を象徴とする現行の『ロータス・エキシージ』に、最高出力436PS、最大トルク440Nmを発生する新型エンジンを搭載。

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 こちらも新設計で220Kgのダウンフォースを発生するというエアロダイナミクスや車体セットアップ、乾燥重量1059kgという驚異的な軽量化策とも併せて、0-100km/h加速3.3秒という史上最速のモデルに仕立てられたのが、この『ロータス・エキシージ カップ 430』となる。

 初搭載となる心臓部は『エヴォーラGT430』のパワートレインをベースに、新型スーパーチャージャーとインタークーラーを採用。さらに特別に開発されたECUと新吸気システム、大型化したスロットル本体などにより最大回転数を7000rpmにまでアップ。

 新型オイルクーラーやチタン製のハイフロー型エキゾーストを採用し、リヤアクスル後部での10kgの軽量化と、よりアグレッシブな排気音を実現するとともに、このモデルの前身となる限定生産車『エキシージ カップ 380』と比べても56PS(13%)の出力向上を果たしている。

 そのパワーを受け止める駆動系も強化され、オープンゲートデザインのロータス内製6速MTに、380より12mm大径化され面積が11%増大した新型クラッチを装備。可変トラクションコントロール機能も採用され、トラクションを5段階(ホイールスリップ率1%、3%、6%、9%、12%)と“オフ”に切り替えることが可能となり、その状況はインストルメントクラスターで作動確認ができるようになっている。

 そのスピードを受け止めるブレーキもストッピングパワーを強化し、ロータスの公道仕様車のなかで最大サイズのキャリパーとローターを使用。APレーシング製の4ピストン鍛造ブレーキキャリパーと332mmの2ピースJフックブレーキディスクを前後に備えたブレーキシステムが奢られている。



 またエクステリアも性能向上の軌跡が如実に反映され、ハンドメイドの複合コンポーネントにはフロントスプリッター、フロントアクセスパネル、ルーフ、ディフューザーフィニッシャー、開口部の大きなエアインテークサイドポッド、一体型テールゲートパネル、ストレートタイプのカーボンファイバー製リヤウイングなどを採用。

 とくに新しくエアカーテンの要素をフロントクラムパネルに取り入れたことで、空気が効率よくフロントホイールキャビティへと流れ、380と比べてフロントにかかるダウンフォースの割合が36%から45%に増加。高速走行時にも正確なコーナリングを確保している。

 また、バンプステアを大きく取るステアリングアームのジオメトリ改善に加え、ハンドリング性能を変えられるように3段階調整式の新型Nitron製ダンパー(リバウンド、低速・高速コンプレッションの3段階でダンピングの微調整が可能)と調整式のアイバッハ製前後アンチロールバーも標準装備。

 さらに複合素材はキャビン内でも随所に使用されており、軽量の新型カーボンファイバー製計器パネルカバー、ロータス特注のカーボン製レースシートと軽量の新型シートレール、カーボン製ドアシルなどを採用。インテリア全体でも2.5kgの軽量化を果たし、車両全体で29kgの車両重量削減に成功した。

 ボディカラーは通常選択することのできない特別限定カラーのビビッドグリーン(4台)、デイトナブルー(4台)、バトルシップグレー(2台)を標準で採用。オプションのインテリアカラーパックやフロアマット、オーディオも標準装着し、価格は1728万円。デリバリーは2019年2月以降が予定されている。



ロータスコール:0120-371-222

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