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【MotoGP】中上貴晶、予選まさかの転倒は“タイヤの装着ミス”が原因。決勝は「序盤が鍵」と表彰台争いの希望捨てず

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【MotoGP】中上貴晶、予選まさかの転倒は“タイヤの装着ミス”が原因。決勝は「序盤が鍵」と表彰台争いの希望捨てず

 ミサノ・サーキットで行なわれているMotoGP第8戦エミリア・ロマーニャGP。LCRホンダの中上貴晶は初日2番手タイムを記録したことから、予選でも速さを発揮するだろうと考えられていたが、直前のFP4で転倒。予選でも同じ箇所(ターン15)で転倒を喫したことでタイムを改善できず、12番手に留まった。


 予選後、中上はFP4と予選での転倒原因を訊かれ、彼はハードのフロントタイヤを装着していたことが要因であり、予選では使わないと決めていたハードタイヤが装着されていたのだと語った。

■MotoGPエミリア・ロマーニャ予選:ビニャーレスがミサノで連続PP。中上は転倒で12番手

「FP4でハードフロントを試したんですが、クラッシュがあり、それで『ハードはもう(使わなくて)いいね』となったんです」

「今朝、僕らは予選でハードを装着するプランはなかったんです。プランでは始めからミディアムだったんですが、ミスがあり、(Q2)最初の出走では既にハードが装着されていました」

「クラッシュはしませんでしたが、何か変だなと感じました。フィーリングが素晴らしくなかったんです。ピットに戻ると、チームは『すまない、誤った伝達があった。このマシンはフロントがハードだ』と言っていました」

「それで、(2度目の出走では)ミディアムに変えてくれたんだと思っていたんですが、そうではなかったんです。これはチーム内の大きな混乱や情報伝達のミスのようなものです」

 中上はアウトラップでハードタイヤが装着されていることに気がついたものの、結局アウトラップで転倒を喫し、予選は終了してしまった。今回、ハードタイヤ装着の状態では左サイドの温度が右に比べて低くなっていたことが、左コーナーのターン15での転倒に繋がったと、彼は説明した。

「(ハードタイヤのことは)チームと話したんですが、ミーティングが予選直後にあって、間違いなくチーム内に大きな混乱があったと、彼らは謝ってくれました。なので大丈夫です」

「いえ、(結果は)大丈夫ではないですが、こうしたことがまた起こらないようにしていきます」

「幸運なことに身体は大丈夫でした。チーム内でもっとコミュニケーションを試みていきますし、今回のことは僕らがコミュニケーション面で改善する必要があることを示してくれたと思います」

 予選での転倒により、中上は決勝レースを12番手と中盤からスタートする。表彰台を狙いたいと初日に語って中上だが、決勝でのターゲットについてはタフな戦いになるだろうと語った。

「12番手にはガッカリしています、フロントロウを争えると思っていましたから」

「フロントロウやセカンドロウを争うことは、レースに向けて本当に重要だったんです。ですが、明日に向けてポジティブな気持ちを保っていきたいと思います」

「僕らのレースペースは先頭集団で戦えるものだと思います。スタート、そして序盤がレースに向けては本当に鍵となるでしょう」

「そこでポジションをいくつか稼ぎ……例えば7、8番手あたりにつければかなり良いと思いますし、スリップストリームなどを用いることができるので、表彰台争いも可能になってくると思います」

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