現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 最高出力は918PS、0-100km/h加速は2.95秒!ロータスが電動SUV「エレトレ」の仕様を公開

ここから本文です

最高出力は918PS、0-100km/h加速は2.95秒!ロータスが電動SUV「エレトレ」の仕様を公開

掲載 7
最高出力は918PS、0-100km/h加速は2.95秒!ロータスが電動SUV「エレトレ」の仕様を公開

最新スポーツカーEmiraの魂と完全電気自動車Evijaの技術を融合

ロータスはその歴史の中で最も期待されているモデルの1つであるハイパーSUV「Eletre(エレトレ)」の価格と仕様を発表した。なお、このニュースは世界中の何万人もの顧客とファンが視聴できるグローバル放送「Lotus Eletre: Unleash the Future」にて配信された。

オリックス自動車が基本契約期間11年で中途解約できる個人向けカーリース「いまのりイレブン」を販売

エレトレは、英国のスポーツカー企業から世界的な高性能車ビジネス及びブランドへと変革を続けるロータスの全く新しい完全電動ライフスタイルモデル。

約75年間にわたるスポーツカーの設計ノウハウ、エンジニアリングのコア原則、ロータスのDNAを採用し、次世代のロータスの顧客にとって望ましい、全く新しいライフスタイルカーに進化させている。

今年3月にロンドンで世界初公開されたエレトレは、ロータスの最新スポーツカーである「Emira(エミーラ)」の魂と、完全電気自動車の「Evija(エヴァイヤ)」の革新的な空力性能を取り入れ、それらをハイパーSUVとして再解釈したものだ。

ロータスカーズのグループバイスプレジデント兼マネージングディレクターであるマット ウィンドル氏は、今回の発表について次のようにコメントしている。

「メディアや顧客のフィードバックから、多くの人がこの車の登場に非常に興奮していることがわかります。実際エレトレは、2023年の『最も期待している』新モデルとしてすでに賞を受賞しています。

顧客へのデリバリーは来年上半期に開始されます。エレトレの発売は、ロータスにとって自然な次へのステップです。2シーターのスポーツカーは万人向けではありません。私達は、あなたの人生のあらゆる段階にロータスを提供したいと考えています。エレトレはその始まりです」

3つの異なるグレードと2つのパワートレインをラインアップ

ラインアップには、「エレトレ」「エレトレS」「エレトレR」の3つの異なるグレードと2つのパワートレインから選択可能となっている。

エレトレとエレトレSは、最高出力450kW(612ps)、最大トルク710Nmを発生し、0-100km/h加速4.5秒、最大航続距離は600kmとなっている。また、フラッグシップのエレトレRは、最高出力675kW(918ps)と最大トルク985Nmを誇り、0-100km/h加速2.95秒のパフォーマンスを実現している。

いずれのモデルも電池容量112kWhのバッテリーを搭載し、350kW充電器を使用して、わずか20分で充電可能になる。

高度なデジタルコックピット「ロータスハイパーOS」を採用

エレトレには、「ロータスハイパーOS」という高度なデジタルコックピットを採用。これは、ゲームエンジニアの「Unreal Engine(アンリアル エンジン)」テクノロジーを使用しており、次世代のリアルタイム3Dコンテンツとエクスペリエンスを提供。

高度なドライバー情報モジュールでホスト処理される、完全にカスタマイズ可能なディスプレイと、よりリアルなグラフィックス、より未来的な視覚効果を実現する10億色の高度な超薄型フローティングタッチスクリーンにより、ユーザーへ新たな車内体験を提供。このプラットフォームには、デュアルチップシステムが含まれており、OTA(Over The Air)アップデートによる、車の不具合の書き換えを実現する。

また、ロータスは「HERE Technologies(ヒア テクノロジーズ)」と提携して、エレトレ向けのナビゲーションサービスを提供することも明らかにした。このサービスには、EVルーティング、EVレンジアシスタント、予測ルーティングが含まれ、OTAで更新可能となっている。

さらに、有名な没入型オーディオ「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」のクリエーターであるドルビーとの新しいコラボレーションも発表。

ドルビーアトモスとエレトレの「KEF(ケーイーエフ)」スピーカーシステムを組み合わせることで、音楽鑑賞を新しいレベルに引き上げる。ドライバーと同乗者は、アーティストと並んでレコーディング スタジオの真ん中に座っているような気分になるという。

エレトレの英国での価格は、89,500ポンドから (ヨーロッパでは 95,990ユーロから)となっている。標準仕様には、5つのドライブ モード、アクティブエアサスペンション、トルクベクタリング、マトリックスLEDヘッドライト、アクティブフロントグリル、22インチ10スポーク鍛造ホイールが含まれる。

また室内には、スマートフォンのワイヤレス充電、電動で調整可能な12ウェイのフロントシート、4ゾーンの自動空調、その他多くの機能が標準装備されている。

さらにApple CarPlay/Android Autoと1,380ワット、15スピーカーのKEFプレミアムオーディオを含む「インテリジェントコックピットインフォテインメントシステム」は、中央に取り付けられた 15.1インチ フルHD OLEDセンタースクリーンを介して操作が行なえる。

なお、エレトレの全てのグレードでは、標準で5人乗りとなっているが、エクスクルーシブシートパックの一部として4人乗りバージョンも利用可能。

また、自動運転技術をサポートする量産車では世界初のLIDAR技術も標準装備されている。統合されたOTAソフトウェアアップデート機能により、個々の市場の規制によって、より高度なレベルの自動運転技術が求められた場合でも、システムは完全に対応できるという。

【車両本体価格】

エレトレ:89,500ポンド(95,990ユーロ)
エレトレS:104,500ポンド(120,990ユーロ)
エレトレR:120,000ポンド(150,990ユーロ)

【主要諸元】

全長:5,103mm
全幅:2,231mm
全高:1,630mm (20-inch wheel)、1,636mm (22/23-inch wheel)
ホイールベース:3,019mm

関連情報:http://www.lotus-cars.jp/

構成/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

ライバルかつ僚友のトヨタWRC育成ふたりがラリージャパン初参戦。お互い「負けたくない」と意識
ライバルかつ僚友のトヨタWRC育成ふたりがラリージャパン初参戦。お互い「負けたくない」と意識
AUTOSPORT web
高性能4シーターオープン、メルセデスAMG『CLE 53カブリオレ』発売、価格は1400万円
高性能4シーターオープン、メルセデスAMG『CLE 53カブリオレ』発売、価格は1400万円
レスポンス
【特許画像リーク!】来年デビュー予定の新型「BMW iX3」のリーク画像を入手!コンセプトモデルのほぼそのまま量産される
【特許画像リーク!】来年デビュー予定の新型「BMW iX3」のリーク画像を入手!コンセプトモデルのほぼそのまま量産される
AutoBild Japan
【中国メーカー初受賞】BYDシール 「Euro Car Body 2024」車体構造デザイン部門で第3位
【中国メーカー初受賞】BYDシール 「Euro Car Body 2024」車体構造デザイン部門で第3位
AUTOCAR JAPAN
アルファロメオ『33ストラダーレ』新型、「ベスト・イン・クラシック2024」の最高賞を受賞
アルファロメオ『33ストラダーレ』新型、「ベスト・イン・クラシック2024」の最高賞を受賞
レスポンス
新車77万円! ホンダ革新的「コンパクトカー」に「安くて広くて最高!」の高評価! 全長3.7mで「フィット」より小さい“街乗り最強”モデルとは! デザイン&乗り心地も大満足
新車77万円! ホンダ革新的「コンパクトカー」に「安くて広くて最高!」の高評価! 全長3.7mで「フィット」より小さい“街乗り最強”モデルとは! デザイン&乗り心地も大満足
くるまのニュース
トヨタ新型「最小級SUV」登場か!? 「ヤリスクロス」より小さい“静音モデル”に「カッコいい!」と反響アリ! 「bZ1X」かもしれない新型車に期待大!
トヨタ新型「最小級SUV」登場か!? 「ヤリスクロス」より小さい“静音モデル”に「カッコいい!」と反響アリ! 「bZ1X」かもしれない新型車に期待大!
くるまのニュース
エバンスが0.7秒リードの接戦。トヨタ2台がパンク、ヌービルに“ノーパワー”トラブル/ラリージャパン デイ2午前
エバンスが0.7秒リードの接戦。トヨタ2台がパンク、ヌービルに“ノーパワー”トラブル/ラリージャパン デイ2午前
AUTOSPORT web
ええええぇついに最後か!? 鮮明なボディカラーに思わず見とれる!!!!!!!!! 爆速2Lターボのホットハッチ[AMG A45 S]の魅力度がマシマシ
ええええぇついに最後か!? 鮮明なボディカラーに思わず見とれる!!!!!!!!! 爆速2Lターボのホットハッチ[AMG A45 S]の魅力度がマシマシ
ベストカーWeb
なんちゃってセレブ、ヒョンデ新型「アイオニック5N」の「ファーストエディション」を激オススメ! 限定50台のうち22台が「マガリガワ クラブ」に集合!
なんちゃってセレブ、ヒョンデ新型「アイオニック5N」の「ファーストエディション」を激オススメ! 限定50台のうち22台が「マガリガワ クラブ」に集合!
Auto Messe Web
「ノーマルタイヤで立ち往生」に国交省ブチギレ!?「行政処分の対象です」2年連続で大量発生…「スタックの7割が夏用タイヤ」今年も緊急警告
「ノーマルタイヤで立ち往生」に国交省ブチギレ!?「行政処分の対象です」2年連続で大量発生…「スタックの7割が夏用タイヤ」今年も緊急警告
くるまのニュース
いやあ、クソ暑かったよ! ラスベガスF1初開催を知るエディ・チーバーに訊く。悪名高き“駐車場コース”でのレースは「悪い思い出ではない」
いやあ、クソ暑かったよ! ラスベガスF1初開催を知るエディ・チーバーに訊く。悪名高き“駐車場コース”でのレースは「悪い思い出ではない」
motorsport.com 日本版
「AI EV時代のトヨタ」めざすファラデー・フューチャー、新型EV『FX』最初の試作車が完成
「AI EV時代のトヨタ」めざすファラデー・フューチャー、新型EV『FX』最初の試作車が完成
レスポンス
待ってろスイスポ!!! FF1.3Lターボのピリ辛ボーイズレーサー[新型GRスターレット]は若者にも手が出しやすい250万円で登場か!?
待ってろスイスポ!!! FF1.3Lターボのピリ辛ボーイズレーサー[新型GRスターレット]は若者にも手が出しやすい250万円で登場か!?
ベストカーWeb
F1関係者への入国拒否が続くラスベガス。角田裕毅も足止め「危うく帰国させられるところだった。来られてラッキー」
F1関係者への入国拒否が続くラスベガス。角田裕毅も足止め「危うく帰国させられるところだった。来られてラッキー」
AUTOSPORT web
Team HRC、S耐の2年計画を完遂。初期メンバーの武藤「楽しい環境がいつまでも続けばいいな」
Team HRC、S耐の2年計画を完遂。初期メンバーの武藤「楽しい環境がいつまでも続けばいいな」
AUTOSPORT web
“45年ぶり”マツダ「サバンナGT」復活!? まさかの「オープン仕様」&斬新“レトロ顔”がサイコー!ワイドボディも魅力の「RXカブリオレ」とは?
“45年ぶり”マツダ「サバンナGT」復活!? まさかの「オープン仕様」&斬新“レトロ顔”がサイコー!ワイドボディも魅力の「RXカブリオレ」とは?
くるまのニュース
“ボロボロ”のランボルギーニ「ミウラ」に価値はある? マニア垂涎“ジャンクヤードのガラクタ”がオークションに登場! 気になる価格は?
“ボロボロ”のランボルギーニ「ミウラ」に価値はある? マニア垂涎“ジャンクヤードのガラクタ”がオークションに登場! 気になる価格は?
VAGUE

みんなのコメント

7件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

139.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

14.089.9万円

中古車を検索
Kの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

139.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

14.089.9万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村