2018年からホンダのパワーユニットを使ってきたトロロッソ。昨シーズンはドイツGPでの3位(ダニール・クビアト)、ブラジルGPでの2位(ピエール・ガスリー)と2度の表彰台を獲得し、コンストラクターズランキングも6位となった。
そして今年からはチーム名称をアルファタウリに変更。マシンのカラーリングも一新し、さらなる躍進を目指している。
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チーム代表のフランツ・トストは、2020年シーズンの目標を”ランキング5位”と明言。その真意について彼は、motorsport.comの独占インタビューに次のように語った。
「成功するための、すべての材料が我々には揃っている」
トスト代表はそう語った。
「うまく機能するであろうマシンがある。パワーユニットの面では、ホンダという素晴らしいパートナーもいる。ホンダは冬の間に、パフォーマンスと信頼性を高めるために懸命に働いたんだ」
「経験豊富なふたりのドライバーがいる。F1参戦経験のあるドライバーがふたり揃うのは、チームにとっては初めてのことだ。両方のドライバーが共にコースを知っている状態でメルボルンに行くなんて、新たな気持ちだね」
「そしてチームも同様だ。我々には経験豊富なエンジニアがいる。これらの材料がすべて揃っているのだから、(ランキング5位という)目標を達成できると楽観視している」
トスト代表は今季のドライバーラインアップについて、経験のみならずチーム史上最高の組み合わせだと考えている。
「その通りだ。それは強調しようじゃないか。ふたりのドライバーを分析してみよう。ダニール・クビアトは、天性のスピードを持っている。彼はレースに勝ち、チャンピオンシップを獲得した経験のあるドライバーだ。GP3の時を思い出してみるといい。ピエール・ガスリーも同様だ。彼もレースに勝ち、GP2ではチャンピオンに輝いた。彼は昨シーズンの後半に、いくつも素晴らしいレースを見せてくれた。(メルセデス/ルイス)ハミルトンを抑え、サンパウロで2位になったのを覚えているだろう」
多くのチーム代表は、目標とすべきランキングを明示しないことが多い。しかしトスト代表は前述のように「目標はランキング5位」と明確に語っている。その重要性について尋ねると、彼は次のように語った。
「それは私の哲学によるものだ。みんな、目標がどこにあるのかを知らなければならないだろう? そして、何を達成すべきかも知っている必要がある。そして、私は彼らに対して『7位で満足している』などと言うもこともできないんだ」
「彼らに、私が期待することを伝えるだけだ。そしてみんながそれを真剣に受け止め、この目標を達成するために懸命に働くことを期待している。なぜなら……先ほども説明したように、我々にはすべての材料が揃っている。良いパフォーマンスを示さなければいけないから、この目標を設定したのだ。非現実的な目標ではないと思う。我々は共に、それを成し遂げなければならないのだ」
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