メルセデスのルイス・ハミルトンは、11月30日に新型コロナウイルスの陽性反応が出たため、今週末のF1第16戦サクヒールGPを欠場する事になった。その代役として、メルセデスはジョージ・ラッセルを選んだ。
今季、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは5度もハミルトンに次ぐ2位に終わっているが、ハミルトンがいないことでレースに勝つ可能性が高まったとは考えていないようだ。
■ホンダPU勢、サクヒールGP初日は順調も、田辺TD「まだまだセットアップを煮詰められる」
「ルイスはいないが、バルテリ(ボッタス)とジョージがいて、最速のマシンをドライブしている」とフェルスタッペンは語った。
「特にレイアウトの問題もあって、とてもタフだ。ラップタイムは非常に近いものになるだろう。簡単にはいかないと思っているよ」
サクヒールGP初日の走行を終え、フェルスタッペンの予想は正しかったと言えるだろう。FP1、FP2共にラッセルがトップタイムをマーク。フェルスタッペンは両セッションで2番手となった。
フェルスタッペンは、バランス面でまだ改善の余地があるものの、メルセデスとは0.2秒ほどの差があると考えているようだ。
「バランス面で最適なセットアップを見出せていないこともあり、特にショートランは難しかった。ロングランは明らかに改善して、FP2はかなり良くなったように見えたが、さらに上を狙えたと思う」
フェルスタッペンはそう初日の走行を振り返り、プレスリリースにコメントした。
「コースは短く、無線では常にトラフィックへの注意が伝えられる。走っていてすごくエキサイティングというわけじゃない。セクター2はブラインドコーナーが続き、2周連続のプッシュではタイヤの温度を下げる必要があって、かなり危険な状況になり得る」
「今日の時点で実際に僕らがどのくらいのレベルにあるかは分からない。バルテリの抹消されたタイムを考えると、メルセデスとは0.2秒差ほどあるように見える。予選までにショートランを改善しなければならない。また、レースで他のマシンに詰まるのも望ましくないから(オーバーテイクするのに十分な)レースペースを得るため集中していく」
前戦バーレーンGPでは、チームがもっと積極的なレース戦略を採らなかったことに不満を訴えていたフェルスタッペン。彼はチームと話し合ったと明かし、今週末はより大胆なアプローチを期待していると話した。
「先週末は、少し保守的だったとコメントした。僕たちはそれを分析したし、それは良いことだと思う。今週末に何ができるか、もっとうまくできるかどうか見てみたいと思う」
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