F1サウジアラビアGPも初日フリー走行2回目は、セッション終盤にフェラーリのシャルル・ルクレールがクラッシュしたことにより、赤旗終了となった。そのルクレールはクラッシュは残念だったとしながらも、ジェッダ市街地サーキットには好感触を得たようだ。
ルクレールはサウジアラビアGPのFP1を7番手、FP2を10番手で終えた。しかしFP2終盤には、ターン22でスピンし、そのままテックプロ・バリアに激突。マシンを大破させただけではなく、赤旗が掲出される原因となり、FP2は予定よりも早く終了することになった。
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「残念ながら、期待していたような形で終わることができなかった」
ルクレールはそうチームのプレスリリースに語った。
「良かった面としては、予定していたプログラムを全て行い、2回のセッションで必要だった全てのテストを完了できたということだ」
「ポテンシャルはあると思うし、全てをまとめることができれば、明日良い1日を過ごすことができるはずだ」
「コース自体は本当に好きで、高速セクションはドライブするのがとても楽しい。しかし余裕はないし、ミスを犯すことは許されない。もっとも難しいのは、全てのブラインドコーナーは、正しいリズムで駆け抜けなきゃいけないということだ。しかしそれができるようになれば、ドライブするのはさらにエキサイティングになる」
事前の話では、コースの舗装は完了したばかりだったということもあり、路面のグリップが低いのではないかと言われていた。ルクレール曰くそれについては問題なかったものの、コース幅が低いところがあるため、トラフィックが大きな問題になると語る。
「グリップは思ったよりも良かったし、コースで働くみんなが、埃を払うために素晴らしい仕事をしてくれた」
「独特だったのはコースの進化で、僕らがこれまで市街地サーキットで見てきたモノとは、異なっていた」
「明日の予選では、コース幅に非常に狭いため、適切なタイミングでコースに出て、トラフィックを避けてクリーンラップを取るのが重要になるだろう」
しかしFP2ではマシンを壊してしまったルクレール。チームの仕事を増やしてしまったことを悔やみつつも、その分結果で返したいと考えていると語る。
「明日に向け、マシンを準備し直すために多大な労力を費やさねばならないチームに、申し訳なく思っている」
「彼らに感謝するためにも、できる限り最高の結果をもたらすために、全力を尽くしたいと思う」
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