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あなたは「撥水」それとも「親水」派? ゲリラ豪雨でも安心できる「ウインドウコーティング」とは

雨天時の視認性を高める ウインドウコーティングの威力

 夏のゲリラ豪雨や台風などで威力を発揮するのが、ウインドウコーティングだ。施工直後であれば、だいたい40km/hから50km/hで水滴となって飛んでいくので、いわゆるノーワイパーも可能。また飛んでいかなくても粒になるので視界はいいし、とくに夜はかなり見やすくなる。 また効果を発揮するのは水分だけでない。冬場でも表面に雪が付着しにくく、付いた氷などが剥がれやすくなる。ワックスが流れ落ちてきてできる油膜も防止できるなど、メリットはかなり多い。しかし、ひと口にウインドウコーティングと言っても、選ぶ際にはいろいろと注意点があるので、今回は整理して紹介しよう。

ゲリラ豪雨でも「良好な視界を確保できる」ベストアイテム7選

シリコン系かフッ素系かの選択

 まずは成分からで、シリコン系とフッ素系の大きくふたつに分かれる。それぞれに特徴が異なるため、購入時には成分表示を確認するなど、注意が必要だ。前者はいわゆる油分なので、撥水のレベルは高いが、持続力はあまりなく、1カ月ぐらいから次第に落ちてくる。 一方のフッ素系は化学的な皮膜で撥水させるもので、持続性が高く、1年ぐらい持つことも可能だ。ただし、撥水についてはそこそこ。つまり撥水と持続性のどちらを重視するかで、選ぶようにしたい。

コーティング施工前の注意点

 いずれの成分でも大切なのは施工前の準備で、とにかく不純物は事前に除去しておく。油膜だけでなく、古いウインドウコーティングの皮膜についても、専用のコンパウンドで落としたうえで塗り込むようにするのが大切だ。なにかしらの皮膜が残っていると、液剤がちゃんと定着せず性能が発揮できないし、そもそも施工時にハジキが発生して、うまく塗り込めないこともあるなど、完璧にやろうとすると意外に大変だ。 肝心の水を弾くタイプについては、ボディコーティングとは違って、基本的に撥水のみ。止まっていても水の粒ができて流れ落ちていくのを滑水と言って、別扱いにする場合もあるが、こちらも撥水の一種と言っていいだろう。

親水タイプはサイドミラーでの一選択

 ただ、ミラーについては親水タイプのコーテイングもあるにはある。親水とはボディではよく使われるが、水分を弾いて水玉になるのではなく、ベタっと表面に水膜を作るタイプのこと。平らな皮膜でクリアな視界を確保しやすいが、皮膜自体が弱いため、ワイパーのあるフロントや上下するサイドウインドウには不向きで、正直扱いにくい面もある。 水膜自体もよく見ると皮膜の表面は完全な平らではなく、ウネウネとしているので、面積が狭くて細かい部分まで見えなくても構わないサイドミラーに最適というか、実質はここにしか使用できないと言っていい。

コーティング皮膜の耐性を考慮する

 同じく、サイドミラー用では超撥水と呼ばれるタイプもあって、超が付くだけにガラス表面に水滴が付く前に弾き飛ばされる感じ。BB弾みたいな丸い粒状のものを板に連続して当てると、どんどんと弾き飛ばされるが、まさに同じようなイメージだ。ガラスの表面に付く間もなく、玉になって落ちていく。まったく邪魔になるものはなくなるので視界は晴れているときのようだ。

 と聞くと、究極なように感じるかもしれないが、こちらも皮膜自体は弱くて、触っただけでも効果が落ちてしまうなど、扱いづらさがある。フロントウインドウに使う撥水剤でもまずまずの視認性なので、サイドミラーについてはいろいろと試してみて、自分にとってベストなものを選ぶといいだろう。 いずれにしても、ウインドウコーティングの皮膜は走っているだけでも、非常に細かいレベルだが、空気中に含まれるチリやゴミによって削られていく。とあればワイパーも皮膜にとっては天敵だ。塗りっぱなしにしないで、効果が落ちてきたと感じたら、皮膜を取り除いて初期化をした上で、再施工してやろう。

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