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強豪ルノー、新たに『アクシオン・エナジー・スポーツ』としてカラースキームを一新/STC2000

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強豪ルノー、新たに『アクシオン・エナジー・スポーツ』としてカラースキームを一新/STC2000

 アルゼンチン最高峰のツーリングカー選手権、スーパーTC2000(STC2000)にファクトリー体制で参戦してきたルノースポール・カストロール・チームは、2022年に向け体制を一新。地元の大手石油小売チェーンであるアクシオン・エナジーのサポートを得て、新たに『アクシオン・エナジー・スポーツSTC2000』として参戦することをアナウンスした。

 ドライバー陣では、史上最年長王者経験者であるリオネル・ペーニャを軸に、マティアス・ミラ、イグナシオ・モンテネグロ、フェリペ-バリオス・ブストスと、引き続きシリーズに4台のルノー・フルーエンスGTを投入する。

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 3月12~13日にサンタフェ州ロザリオでの開幕を控える2022年シーズンを前に、これまでSTC2000でさまざまなマニュファクチャラーとの広範な提携関係を積み重ねてきたアクシオン・エナジーが、独自のタイトルパートナーシップを立ち上げることを発表した。

 一方、過去数シーズンをルノー・ワークスとして戦ってきたカストロールは、2020年からアクシオン・エナジーやルノー・アルゼンティーナと提携協定を結んでおり、このアライアンスのもとで新チームは4台のまったく新しいデザイン、まったく新しいカラーリングをまとうフルーエンスGTを用意した。

 チームの陣頭指揮を執る首脳陣に変更はなく、チームのゼネラルマネージャーを務めるアレハンドロ・レッギは、ラウンチの壇上で新チームが直面するであろう課題に対しても「挑戦し、乗り越える準備が整っている」との決意を語った。

「まずは、この新しいプロジェクトに対するアクシオン・エナジーの多大なサポートに感謝したいと思う。これらの新しいカラーを表現できることを非常に誇りに思っている。いつものように、この組織にふさわしいチャンピオンシップの戦果を達成するため、すべてを賭けるつもりだ」

 また、技術部門の責任者を務めるマルセロ・アンブロジオも「新年度に向け勝負の側面でも非常にワクワクするし、大いなる挑戦が待ち受けている」と続けた。

「この新しい1年には、アクシオン・エナジーとカストロールをトップに押し上げるという使命も背負う。我々、テクニカルチームへの信頼は非常に重要であり、優れたドライバー陣と一緒にすべてのもののために戦いたい。設定された目標を達成するためには、日々成長することが不可欠だね」

■2016年王者カナピノと僚友ラヴァーは、引き続きシボレーから参戦へ

 その言葉を受け、エースドライバーのペーニャも2022年シーズンに向け、タイトル奪還の意気込みと高い期待を口にした。

「挑戦に満ちた新年が目の前にあり、ドライバーとしてこのチャンスを逃すことはできないね。今シーズン、すべてのレースで表彰台を逃さないように、僕らはコミットメントを維持し続けるつもりだ」と語った2019年チャンピオンのペーニャ。

 僚友を務めるベテランのミラも「2021年はコース上で高いパフォーマンスを発揮する堅実なチームを編成することができた。大変な作業だったが、それを実行し、結果にも反映されたと感じている。今季はチームのターニングポイントになると確信しているし、新たに『アクシオン・エナジー・スポーツSTC2000』として、より高いレベルに到達することができるだろうね」と、期待を込めた。

 一方、2016年に続き自身2度目のシリーズチャンピオンを獲得したアグスティン・カナピノと、6年間に渡りその僚友を務めるベルナルド・ラヴァーは、タイトル防衛に向け体制を維持し、引き続きシボレーYPFチームとして参戦することをアナウンスした。

「シーズンの始まりは全員が新しい期待に満ちているし、非常に激しい勝負を経てチャンピオンシップを獲得したその翌年に挑むときは尚更だ」と語るのは、王者カナピノ。

「それは僕にタイトルを守るための、より多くのコミットメントと願望を与えてくれる。新たな1年に向け、僕ら全員が非常に興奮しているよ」

 2022年新シーズンは、アルゼンチンを代表する英雄“ファン-マニュエル・ファンジオ”の名を冠したロザリオのトラックで、3月12~13日に開幕の刻を迎える。

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