サウジアラビアGPで突然のF1デビューながらも7位入賞を果たしたフェラーリのオリバー・ベアマンに対して、チームメイトのシャルル・ルクレールは手放しで称賛した。
フェラーリのリザーブドライバーであるベアマンは、今季F1直下のFIA F2に参戦しており、サウジアラビアGPと併催されたF2第2戦ジェッダにも参加。予選ではポールポジションを獲得していた。
■予選好調だった角田裕毅、サウジGPの決勝は大苦戦「ペースとグリップに苦しみ、前のマシンを抜こうとしてミスしてしまった」
しかしサウジアラビアGPの2日目になってフェラーリのレギュラードライバーであるカルロス・サインツJr.が虫垂炎を発症。ベアマンはF2での出走を諦め、フリー走行3回目から急遽代役としてフェラーリからF1に参戦することとなった。
ベアマンはFP3を10番手で終え、予選では惜しくもQ3進出を逃し11番手から決勝を迎えた。レースではコース上でRBの角田裕毅やキック・ザウバーの周冠宇、ハースのニコ・ヒュルケンベルグを交わしてポジションアップ。最終盤まで自己ベストタイムを更新するペースで走り、7位でチェッカーを受けた。
なおベアマンは3位表彰台を掴んだルクレールからは24秒遅れでのフィニッシュ。ファン投票によってドライバー・オブ・ザ・デイに選ばれた。
ルクレールは、一時的にコンビを組んだベアマンのパフォーマンスと彼に送られた称賛について次のように語った。
「彼は間違いなく称賛に値する。FP3から既に素晴らしい仕事をしてきた」
「彼は予選ですぐにペースを上げた。素晴らしい仕事をしたし、わずかな差でQ3を逃しただけだ」
「レースでも彼は本当に素晴らしかったと思う。F1初レース、しかも新しいマシン……FP3を走っただけで7位というのは本当にすごいことだ。彼はとても誇りに思っているはずだ」
そしてルクレールは、ベアマンという若い才能に人々は釘付けだとして、F1フル参戦のチャンスを得る日も近いと予想し次のように続けた。
「誰もが彼の才能に気がついている。彼がF1にやってくるのは時間の問題だと思うよ」
一方ルクレールはスタートポジションからひとつ下げて3位で表彰台を獲得。セーフティカー出動時のピットストップでトラフィックの影響により3秒をロスしたものの、全体としてワンツーフィニッシュを果たしたレッドブル勢が速すぎたと振り返った。
「最後にファステストラップが出たから、僕らのペースはかなり良かった。DRSにも少し助けられたね」とルクレールは言う。
「全体として感触はとても良かった。ただレッドブルが速すぎて、少し退屈なレースだった。とはいえ、今回は最大限のポイントを獲得することができた。それが目標だったんだ」
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