マノーやザウバーでF1を戦った経験のあるパスカル・ウェーレインは、メルセデスの支援で長期的なフォーミュラE参戦に近づいていたものの、F1復帰に専念するようだ。
メルセデスはウェーレインの選択肢を狭めないために、今年限りで育成契約を終了することを発表。しかし来季以降に向けて、依然として彼のキャリアをサポートしている。
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そのメルセデスは、フォーミュラEにシーズン6(2019/20年)から参戦するが、メルセデスAMGの子会社であるHWAがメルセデスに先立ち、シーズン5からヴェンチュリのカスタマーとして参戦を開始する。その後、メルセデスがHWAのエントリーを引き継ぐとみられる。
ウェーレインはHWAとフォーミュラEマシンで半日の走行を完了しており、HWAのチーム代表であるウルリッヒ・フリッツもウェーレインと交渉したと認めている。
フリッツによれば、ウェーレインは”素晴らしいパフォーマンス”を見せていたと明かした。しかし、ウェーレインはあくまでF1復帰をメインに考えていたようだ。
「我々が(ラインアップを)決定したかったタイミングで、パスカルの焦点は非常に明確だった。それはF1だ」
「彼のその決断は理解できる」
メルセデスは彼に、フォーミュラEのプログラムに関して3年契約を提示したとみられるが、彼はF1復帰のチャンスを逃す可能性のある長期契約を望まなかったと考えられる。
フリッツも「私は2レースを戦っただけで、ドライバーがF1に復帰したいからといって離脱するようなチーム作りはしたくない」とコメント。
「我々が期待していたのは、パスカルが長期的にフォーミュラEに関与するという決定を下すことだった」
「彼はその時点でそうすることができなかったし、したくなかった。我々はそれを理解し、尊重し、受け入れた。従って、このプロジェクトは実現しなかった」
HWAは、シーズン5のドライバーとして元マクラーレンテストドライバーのゲイリー・パフェットを起用することを発表。もうひとりは今後発表される予定だ。
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