新型ヴァンテージ発表 510ps/最高速度314km/h
アストン マーティンは、新型ヴァンテージを世界同時発表した。
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彫刻的なフォルムの新型は、短いオーバーハングと筋肉質なサイドプロフィール、幅広いリアエンドの組み合わせによってダイナミズムを表現。
新意匠のヘッドライトとテールライトにより形成される新しいライトシグネチャーは、アストンのラインナップのなかでも独特の個性を与えられた。開発の過程で、エアロダイナミクスが最重要視されたことも新型の外観を理解するうえで大きなポイントとなっている。
インテリアは、従来型のヴァンテージに対して、ヘッドルームを中心に居住スペースを改善。操作系にはロータリーボタンとトグルスイッチを組み合わせるとともに、トランスミッションのPRNDボタンも3角形を構成するように配置。一定のエリアのなかに主要な操作装置を集約した。
収納スペースも数多く設定され、シート背後の大きな空間のほかに、2段のラゲッジエリアなども用意されている。
パフォーマンススペックは? 0-97km/h:3.5秒
心臓部には、オールアロイ製4ℓツインターボV8エンジンを搭載。このエンジンをフロントに低く、なるべく後方に寄せて搭載することで、車両の重心を下げると同時に、50:50の理想的な前後重量配分を得ることに成功した。
オールアロイ製4ℓツインターボV8エンジン
ZF製8速AT(リアマウント)
最高出力:510ps/6000rpm
最大トルク:69.9kg-m/2000~5000rpm
車重:1530kg
CO2排出量:245g/km
0-97km/h加速:3.5秒
最高速度:314km/h
アストン初 Eデフ採用 デリバリー開始は2018年中盤
シャシーについては、ダイナミック・スタビリティコントロールやダイナミック・トルクベクタリングを始めとする様々な電子装置を搭載。アストンのモデルとしては初めて、エレクトロニック・リア・ディファレンシャル(Eデフ)を採用したのも大きなトピックだ。
このディファレンシャルは、車載のエレクトロニック・スタビリティコントロール・システムと連携して作動し、クルマの動きを精密にモニタリング。エンジンパワーが必要なホイールに適切に配分するよう制御を行い、従来のLSD(リミテッド・スリップ・ディファレンシャル)とは異なり、フルオープンから100%ロックまで、一瞬のうちにディファレンシャルの働きをコントロールできるという。
新型ヴァンテージの日本価格は、19,800,000円。デリバリー開始は、2018年の第2四半期を予定している。
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