現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > サーキットも走りたいけど家族がいる! まるっと解決できる4ドア本格スポーツカー4選

ここから本文です

サーキットも走りたいけど家族がいる! まるっと解決できる4ドア本格スポーツカー4選

掲載 85
サーキットも走りたいけど家族がいる! まるっと解決できる4ドア本格スポーツカー4選

家族がゆったり乗れる=パーツやタイヤもたくさん積める!

 マイカー1台だけでサーキット遊びから普段の家族サービスまでまかなえる、そんな虫のいいクルマなんてある……? あるんです! というわけで今回は、スポーツカーでもありファミリーカーとしても活躍してくれる、欲張りなクルマ選びを指南しよう。

各所で絶賛! それでもまだ過小評価といえるほど「走ってイジる」のに「スイフトスポーツ」が最強な6つの理由

スズキ・スイフトスポーツ(ZC33S):いま最強の王道ファミリーカー

 現行で最強のファミリースポーツは、いまや定番ともいえる「スイフトスポーツ」。1.4Lターボエンジンは140psながら23.4kg-mのトルク。単純に言えば初代「86/BRZ」よりも加速は断然速い。サーキットでのラップタイムも、ライトチューン同士で比較するとスイフトスポーツの方が速い。4ドアの5名定員でラゲッジスペースもある。後部座席も広いので大人4名でドライブも可能だ。

 それだけスペースがあるということは、いろいろ積める。実際、純正同等サイズのタイヤ&ホイールなら8本積んで助手席に人が乗れる。なので、サーキット用タイヤ+工具やジャッキを積んで現地でタイヤ交換してサーキットを走るようなこともできるのだ。2シータースポーツではできないことであり、これならサーキット専用タイヤやSタイヤを使うのもアリな選択となる。

 ターボ車なのでエンジンパワーを引き出しやすいのもオススメポイントだ。ブーストアップで15~20psはアップ。純正タービン交換なら30ps程度は引き上げられるが、ポンとタービンだけ変わるので、正直、家族にはまずバレない。エンジンルームもなにも変わらないし、マフラーを変えなくても大丈夫。さらに性能を引き出すにはスポーツ触媒とマフラー交換が推奨だが、ノーマルでもタービン交換の効果を楽しめる。そんなライトチューンな仕様で筑波サーキットを1分4~5秒で走れてしまうのだから恐れ入る。

マツダRX-8(SE3P):じつは広~いファミリーカー

 生粋のスポーツカーであり、ファミリーカーにもなりえるのが「RX-8」だ。NAのロータリーエンジンを搭載したスポーツモデルとして2003年に登場。観音開きスタイルの4ドアで後部座席もある4名定員のクルマだ。この後部座席がバケットシートのような形状になっているが、じつは意外と広い。大人でもまったく狭くなく、普通に乗れてしまうし、足元もそこそこの広さを持つ。

 それでいてエンジンはNAロータリー特有の回転フィールが気持ち良い。その音と回転の爽快さは特筆すべきレベルにある、日本が誇るスポーツカーだ。それでいて4名乗れてトランクも狭くない。4名でドライブも可能だし、子ども連れで乗るにも不便な広さではないのだ。

 チューニングとしては足まわりがメインになる。エンジンはNAだけに排気系チューンの効果はあるが、それなりに音量も大きくなる。ロータリーはとくにしびれるような高音が気持ち良いが、やりすぎると奥さまに怒られるかもしれないので、ここは足まわりを煮詰めるのがオススメだ。

 NCロードスターと同系統のシャシーはとにかく前後サスがよく動く設計。RX-8ではNCよりも屋根があり、ボディがしっかりしている分、足まわりはさらにスムースだ。レート高めのバネでもしなやかで快適でありながら、鋭いハンドリングを手に入れることができる。

 中古車のタマ数もそこそこあり、MTもATもある。唯一の難点は燃費で、なにをどうしても街乗りでリッター10kmは難しい。高速では10km以上も可能だが、普段乗りの燃費の悪ささえ覚悟すれば、ファミリースポーツにピッタリの存在だ。

ホンダ・インテグラタイプR(DB8)&シビックタイプR(FD2):確かにドアは4枚ある!

 子どもが生まれて奥さまに「4ドアのクルマにしてほしい」と言われて、ある日新車の「インテグラタイプR」(DB8)に乗って帰ったら「そういうことじゃないのよ!」と激怒されたという、某レーシングドライバーもいる。たしかに「DB8」はインテグラタイプRの4枚ドアバージョン。2枚ドアは「DC2」として大ヒットした名車である。

 いまでも信じられないほどのパンチ力とパワーを持つ「B18」型エンジンを搭載したインテグラは、その切れ味あるハンドリングで人気を誇った。

 その後継とも言えるようなモデルが「シビックタイプR」(FD2)だ。こちらもパワフルな「K20」型エンジンを4枚ドアボディに搭載。この型のタイプRはすべて4枚ドアボディだった。当時のファミリーカーであるシビックがベースでボディはほぼそのままだったので、後部座席も広く、使い勝手は良かった。

 しかし、速さを手に入れた足まわりは純正とは信じられないほどハードなセッティング。ファミリーカーとしての職務を果たすにはいささか硬すぎたといえるだろう。アフターパーツメーカーのソフトなサスペンションが売れに売れたという事実からも、ちょっとやりすぎ感はあったが、ファミリーカーでありスポーツカーでもあったと言える。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

BYDがメキシコに「用地取得」の噂で戦々恐々! アメリカに進出すれば一気に普及の可能性アリ
BYDがメキシコに「用地取得」の噂で戦々恐々! アメリカに進出すれば一気に普及の可能性アリ
WEB CARTOP
「まさかお前が!」 覆面パトカーのトヨタ「ヴェルファイア」登場!存在感がスゴイ! 驚きの目撃情報とは
「まさかお前が!」 覆面パトカーのトヨタ「ヴェルファイア」登場!存在感がスゴイ! 驚きの目撃情報とは
くるまのニュース
洗車にメンテナンスに大活躍! 「ウエス」とは?【バイク用語辞典】
洗車にメンテナンスに大活躍! 「ウエス」とは?【バイク用語辞典】
バイクのニュース
<新連載>[音を良くするコツをプロが指南]スマホで音楽を聴くのなら、“音の良い接続法”を試すベシ!
<新連載>[音を良くするコツをプロが指南]スマホで音楽を聴くのなら、“音の良い接続法”を試すベシ!
レスポンス
メルセデスAMG ピュアスピード コンセプト【1分で読めるスーパーカー解説/2024年最新版】
メルセデスAMG ピュアスピード コンセプト【1分で読めるスーパーカー解説/2024年最新版】
Webモーターマガジン
9月軽乗用市場は2カ月ぶりの前年実績超え。N-BOX が2万4953台を販売で首位独走!(SUV除く軽自動車販売TOP15・2024年9月)
9月軽乗用市場は2カ月ぶりの前年実績超え。N-BOX が2万4953台を販売で首位独走!(SUV除く軽自動車販売TOP15・2024年9月)
カー・アンド・ドライバー
マツダ新型「“NE”ロードスター」いつ登場? 現行“ND型”デビュー10年目へ! 開発者は「当分ありません」と明言したってマジ!?
マツダ新型「“NE”ロードスター」いつ登場? 現行“ND型”デビュー10年目へ! 開発者は「当分ありません」と明言したってマジ!?
くるまのニュース
モータースポーツファンイベント「Hyundai N x TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL」を共同開催
モータースポーツファンイベント「Hyundai N x TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL」を共同開催
Auto Prove
トヨタ新型「“小型”商用バン」新発表に反響多数!?「結構好きかも」「お願いします」斬新“お試しプラン”爆誕!? 超静音モデルの「シティ」が話題
トヨタ新型「“小型”商用バン」新発表に反響多数!?「結構好きかも」「お願いします」斬新“お試しプラン”爆誕!? 超静音モデルの「シティ」が話題
くるまのニュース
ホンダ「XL750トランザルプ」【いま新車で買える! 冒険バイク図鑑】
ホンダ「XL750トランザルプ」【いま新車で買える! 冒険バイク図鑑】
webオートバイ
窮屈さを感じない広々車内がすごい! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
窮屈さを感じない広々車内がすごい! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
数億の税金を溶かした悲惨な過去! 南アルプスIC近くオープン「コストコ」は本当に成功するのか
数億の税金を溶かした悲惨な過去! 南アルプスIC近くオープン「コストコ」は本当に成功するのか
Merkmal
超ド級スペックの[IS F]が未だに500万円以上するのマジか! 購入時に確認しておきたい[履歴]って?
超ド級スペックの[IS F]が未だに500万円以上するのマジか! 購入時に確認しておきたい[履歴]って?
ベストカーWeb
現行WRX S4をあえて中古で狙う!? 意外な[穴場]グレードって?
現行WRX S4をあえて中古で狙う!? 意外な[穴場]グレードって?
ベストカーWeb
くるまりこちゃん OnLine 「愛車雪まつり」第120回
くるまりこちゃん OnLine 「愛車雪まつり」第120回
ベストカーWeb
クルマのスピードはどこまで速くなる?? 歴史が証明する「技術」と「限界」の熱き戦いを振り返る【10年前の再録記事プレイバック】
クルマのスピードはどこまで速くなる?? 歴史が証明する「技術」と「限界」の熱き戦いを振り返る【10年前の再録記事プレイバック】
ベストカーWeb
中上貴晶、粘りの走行で最後方からポイント獲得「状況を理解するのに何周か掛かった」/第18戦タイGP
中上貴晶、粘りの走行で最後方からポイント獲得「状況を理解するのに何周か掛かった」/第18戦タイGP
AUTOSPORT web
ヤマハ:上位入賞チャンスも不運のクアルタラロ「損傷を考えればペースは良かった」/第18戦タイGP
ヤマハ:上位入賞チャンスも不運のクアルタラロ「損傷を考えればペースは良かった」/第18戦タイGP
AUTOSPORT web

みんなのコメント

85件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村