FP2トップタイムのフェルスタッペン、初日は順調な滑り出し「1週間前より断然イイ！」｜シュタイアーマルクGP

　F1開幕戦オーストリアGPと同じ、レッドブルリンクで開催されている第2戦シュタイアーマルクGP。フリー走行2回目にトップタイムをマークしたマックス・フェルスタッペン（レッドブル）は、開幕戦と比べてマシンの感触がはるかに良かったと話した。

　1週間前に行なわれたオーストリアGPでは、縁石でマシンにダメージを負ったこともあって、初日8番手どまりだったフェルスタッペン。しかし、今回は開幕戦ウイナーのバルテリ・ボッタス（メルセデス）を0.043秒差で抑え、初日の首位となった。

「僕たちは、先週の金曜日よりもはるかに良い感触を持っている。クルマのことをより学ぶことができたんだ」

　そうフェルスタッペンは振り返った。

「先週はあまり満足できなかったので、僕たちはいくつか修正を試みたんだ。これまでのところ、僕たちが進んだ方向は正しかったようだ」

「レースに勝つために適切なパッケージがあるかどうかは分からない。それは日曜日に分かることだ」

「明日どうなるか見てみよう。でも確かに、今日は先週と比べてとてもポジティブな1日だった」

　予選が行なわれる予定の7月11日（土）は、1日を通して天候が荒れる予報となっており、予選が実施できない可能性がある。日曜日朝に予選が延期される可能性もあるが、もしそれも不可能だった場合、FP2の結果が決勝グリッドに反映されることになる。

　つまり、FP2トップだったフェルスタッペンは、自身3度目のポールポジションからレースに臨むことになるかもしれないのだ。

　しかしながらフェルスタッペンは、たとえ土曜日に予選が行なえなかったとしても、日曜日の朝に予選を行なうつもりで準備をすると語った。

「今の所、僕は暫定ポールだ」

「明日、予選ができるかどうか見てみよう。もしできなかったとしても、日曜日の朝にやることになると思う」