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スコダ 7人乗りの次世代電動SUV「ビジョン7S」コンセプト公開 チェコ発の大型EV

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スコダ 7人乗りの次世代電動SUV「ビジョン7S」コンセプト公開 チェコ発の大型EV

チェコ発 7人乗りSUV

チェコの自動車メーカーであるスコダは、2026年までに7人乗りの電動SUVと小型EV、コンパクトクロスオーバーを発売する計画だ。電動化の進む欧州市場において、量販EVのリーダーを目指している。

【画像】スコダの次世代電動SUV【コンセプトモデルを現行の電動SUVと写真で比較】 全83枚

新たに公開されたコンセプトモデル「ビジョン7S」は、フラッグシップとなる電動SUVを予告するものだ。このモデルは、フォルクスワーゲン・グループのMEBプラットフォームを採用する予定。MEBは2025年から段階的に廃止され、新しいSSPアーキテクチャに切り替わっていくため、MEB世代の最終モデルとなるだろう。

車名は未確認だが、発売されれば、現行モデルの内燃機関車コディアックの実質的な後継EVとなる。89kWhのバッテリーを搭載し、最大200kWの充電に対応。WLTPサイクルでの航続距離は、595km以上とされている。

ビジョン7Sの市販化に先立ち、スコダは現行の内燃機関車の開発を進め、2023年後半に新型スペルブと新型コディアック、そして2024年にオクタヴィアの改良型を発表する予定である。

新型車にはハイブリッド・パワートレインが搭載される見込み。ブランドの強みである「耐久性」を維持しながらも電動化を進めるという、これまでにない方向性を打ち出している。それをスタイリングで表現するのが、新しいデザイン言語「モダン・ソリッド」だ。

ミニマルな次世代デザイン

スコダのデザイン責任者であるオリバー・ステファニは、ミニマルで機能的な外観は「安心感を与え、強さを表す」と同時に、「空力特性を向上させる」と述べている。

マーケティング責任者のマーティン・ヤーンは、「新しいブランド・アイデンティティを通じて、当社は電動化に向けた準備を進めています。新しいスタイリングで、ブランドを次のレベルへと引き上げるのです」と語る。

モダン・ソリッドには、テック・デック(Tech Deck)と呼ばれる硬質なフロントエンドと、スコダの特徴である小型のフロントグリルが含まれている。ヘッドライトとリアライトは、新たにT字型のデザインとなった。

また、フロントとリアに大型のスキッドプレートを採用し、力強いデザインに仕上げている。これらはSUVだけでなく、EVラインナップ全体の特徴になると予想される。

ビジョン7Sコンセプトで印象的なのは、フロントとリアにある7つのエアインテークだ。これは冷却システムとブレーキに空気を送るもので、スコダは次期大型モデルにも採用する予定だと述べている。

インテリアも一新し、使いやすさを重視したミニマルなデザインを取り入れる方針だ。

ビジョン7Sコンセプトでは、観音開きのドア(市販化は想定されていない)、縦長のフローティング式インフォテインメント・ディスプレイ、物理ボタン、ワイドなステアリングホイール、そしてセンターコンソールに組み込まれたチャイルドシートなど、斬新なアイデアが紹介されている。

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みんなのコメント

2件
  • スコダ、セアト、20年ぐらい前はWRCで走行していた企業。2車とも悪くはないがランエボ、インプレッサ、フォーカスが強かった。プジョー206wrcが今走行しているコンパクトカーのサイズ、2Lターボなので旋回性がよい。シトロエンも同じエンジンでFFで参戦していてはやかった。活躍できず撤退してしまって楽しみが薄れた。
  • スコ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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