現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > TMS速報・新アフリカツインは、国内2019年12月13日発売、147万円から

ここから本文です

TMS速報・新アフリカツインは、国内2019年12月13日発売、147万円から

掲載
TMS速報・新アフリカツインは、国内2019年12月13日発売、147万円から

事前告知があった、新アフリカツインHonda CRF1100Lがいよいよ実車アンベイル。その価格と、発売日が発表された。

Honda
CRF1100L Africa Twin
価格:1,470,000円(税抜)

平嶋夏海のスズキKATANA試乗レポート!

CRF1100L Africa Twin Adventure Sports
価格:1,640,000円(税抜)

発売日:2020年2月14日(金)

CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES
価格:1,770,000円(税抜)

発売日:2019年12月13日(金)

2016年に発売されたCRF1000Lアフリカツインのいわば初期型が、MTモデルで¥1,350,000・DCTモデルで¥1,458,000の値付け。その後2018年モデルとしてマイナーチェンジ、¥1,412,400(MT)・¥1,522,400(DCT)と価格を変更してきた。今回のフルモデルチェンジは、排気量だけでなく細部に至るまでアップデートがかかっているのにもかかわらず、MTモデルで150万円を切ってきたことは、ライバル車と比較して大きなアドバンテージとして生きるはず。

優れたパッケージの1000Lを洗練
古くからのファンだけでなく、オフロードファンや、ビッグバイクファンなど様々なライダーをトリコにし、文字通りヒット作となったCRF1000Lアフリカツイン。そのスタイリングはアイコニックな二眼に、CRF450RALLYを彷彿するスタイリッシュなモデリングが煌めいていた。新型の2020モデルでも、このイメージは踏襲されている。

はっきり言って、まずはシートに萌えたい。旧モデルのツアラー的なフォームから、一気にラリーマシンぽくなった。この形状にしたい…というアフリカツインユーザーが跡を絶たなかったのを思い出す。

セカンドジェネレーションのスタリングに起用されたテーマは「アグレッシブ&コンパクト」だとのことだ。世界のアドベンチャーバイクは、ほとんど有能なツアラーとして使用されるが、アフリカツインはあくまでダートでの積極的な運動性能を考慮されている。

フロントに荷重しながら、リアを振って向きを変える…そんな時、大きなスクリーンでは邪魔になってしまう…と思ったか、思わずか…。第1世代よりも短いスクリーンを装備しているところに、ホンダの粋を感じないだろうか?

テールはスリムに設計されており、旧モデル比で40mmシート幅が狭いとのこと。シート高は825-845mmだが、シート幅の狭さから足付き性は良好だと言う。

タッチスクリーンのハイテクメーター
初期型から、実に3つ目になインストゥルメンタルパネルは、この世代になってまったく違うものになった。6.5インチのTFT液晶は、タッチパネルになっていて、アップルカープレイがインストールされる。

ゴールドウィングか、と見まがうレベルの左コントロール。十字キーにセレクタブルキー。アップルカープレイで、ナビも表示され、操作も可能になるようだ。

そして…待望のクルーズコントロールスイッチも見て取れる。スタンダードモデルにも配備、ロングツーリングで威力を発揮する。

乗用車よろしく、デイタイムライトはオートで光軸を調整。もちろん、LED。

75kwのピークパワーを生み出す1084ccの新エンジンは、ツインスパーク
基本的なアーキテクチャは変わらないが、排気量をアップ。正確には1084ccへスープアップされたパラレルツインエンジンは、70→75kw、99→105Nmとひとまわり大きな出力に。ピークトルク・パワーの回転数は変わっていない。このエンジンは、ボアは92mmでそのままにストロークを75.1→81.5mmにアップ。スロットルボディも46mmに大型化しているが、マニュアルミッションモデルで2.5kg、DCTモデルで2.2kg軽量化を果たしている。270度クランクはそのままに、優れたトラクション性能を発揮。

もちろん、ユーロ5を突破する環境性能を達成している。

ウィリーコントロールってなんだ…?

電子制御はさらに進化。Wheelie Control!?
2018モデルのマイナーチェンジでは、スロットルバイワイヤを導入。これによって、電子制御の手が大きくはいることになった。2020モデルでさらにその進化が進んでいる。すでにエンジンブレーキを制御していたHSTCはさらにきめ細やかになった。

新しく備わったのは、ウィリーコントロール。姿勢をセンサーし、スロットルバイワイヤによってトルクを変動させてフロントを落ち着かせる機能だ。これまでのHSTCのように3レベルで設定ができるという。2018モデルで備わった、HSTCの細やかな設定にこのウィリーコントロールも加わって、より快適 or アグレッシブなライディングを楽しめるはずだ。

CRF450Rスタイルのスイングアーム
シャシーも全面的に見なおされている。全体的にマスの集中化が進んでいるのだが、フレームだけでも1.8kgの軽量化を達成。また、スイングアームはオールニューになり、CRF450Rスタイルのアルミ製へ。500g軽く、40mmスリムになったそうだ。

サスペンションは、45mmパイでストローク230mm。SHOWAのカートリッジサスがインストールされる。前後共に、当然フルアジャスタブルである。

スペック

[ 表が省略されました。オリジナルサイトでご覧ください ]

※欧州発表より、抜粋

こんな記事も読まれています

ベッテルの名前はなし。ル・マン24時間、全車のエントリー固まる。FIA F2王者ドルゴヴィッチ初参戦へ
ベッテルの名前はなし。ル・マン24時間、全車のエントリー固まる。FIA F2王者ドルゴヴィッチ初参戦へ
AUTOSPORT web
ピアストリ「チームにとって素晴らしい1日だが、僕にとっては残念なレースだった」:マクラーレン F1第6戦決勝
ピアストリ「チームにとって素晴らしい1日だが、僕にとっては残念なレースだった」:マクラーレン F1第6戦決勝
AUTOSPORT web
ガスリー「入賞には手が届かなかったがいいレースができた。やるべきことはすべてやった」:アルピーヌ F1第6戦決勝
ガスリー「入賞には手が届かなかったがいいレースができた。やるべきことはすべてやった」:アルピーヌ F1第6戦決勝
AUTOSPORT web
ペンスキー、プッシュ・トゥ・パスのスキャンダルめぐり”過ち”を謝罪。チームの幹部4人が謹慎処分に
ペンスキー、プッシュ・トゥ・パスのスキャンダルめぐり”過ち”を謝罪。チームの幹部4人が謹慎処分に
motorsport.com 日本版
「高速道路‐港」ついに直結! 40km無料の「都城志布志道路」2024年度全通へ 2県にまたがる“南北新ルート”
「高速道路‐港」ついに直結! 40km無料の「都城志布志道路」2024年度全通へ 2県にまたがる“南北新ルート”
乗りものニュース
日産「新型エルグランド」まもなく登場? 15年ぶり“全面刷新”で「アルファード対抗馬」なるか!? 待望の「次期モデル」どうなるのか
日産「新型エルグランド」まもなく登場? 15年ぶり“全面刷新”で「アルファード対抗馬」なるか!? 待望の「次期モデル」どうなるのか
くるまのニュース
ヒュルケンベルグ「レース前半はグリップ不足に苦しみ、ペースが遅すぎた」:ハース F1第6戦決勝
ヒュルケンベルグ「レース前半はグリップ不足に苦しみ、ペースが遅すぎた」:ハース F1第6戦決勝
AUTOSPORT web
20代いすゞ「ピアッツァ」オーナーらの呼びかけで「U35」オーナーの愛車105台が集合!「YOKOHAMA CAR SESSION~若者たちのカーライフ~」とは
20代いすゞ「ピアッツァ」オーナーらの呼びかけで「U35」オーナーの愛車105台が集合!「YOKOHAMA CAR SESSION~若者たちのカーライフ~」とは
Auto Messe Web
トヨタ ランドクルーザー 70【1分で読める国産車解説/2024年最新版】
トヨタ ランドクルーザー 70【1分で読める国産車解説/2024年最新版】
Webモーターマガジン
二輪車の祭典「World Bike Festa -2024 大展示試乗商談会 in アズテックミュージアム-」が仙台で5/25・26に開催!
二輪車の祭典「World Bike Festa -2024 大展示試乗商談会 in アズテックミュージアム-」が仙台で5/25・26に開催!
バイクブロス
【ひねもすのたりワゴン生活】滋賀から城崎、そして神戸 5日間1500kmのクルマ旅 その7
【ひねもすのたりワゴン生活】滋賀から城崎、そして神戸 5日間1500kmのクルマ旅 その7
AutoBild Japan
『ル・ボラン カーズ・ミート2024 横浜』出展社情報を更新しました!
『ル・ボラン カーズ・ミート2024 横浜』出展社情報を更新しました!
LE VOLANT CARSMEET WEB
マルーカスの後任になるのか? プルシェール、アロー・マクラーレンでオーバルコースを初体験「精神的にかなり疲れた」
マルーカスの後任になるのか? プルシェール、アロー・マクラーレンでオーバルコースを初体験「精神的にかなり疲れた」
motorsport.com 日本版
ハコスカ実車も展示して大注目のアオシマ楽プラ、1/32新作予定も発表!【第62回 静岡ホビーショー2024速報】
ハコスカ実車も展示して大注目のアオシマ楽プラ、1/32新作予定も発表!【第62回 静岡ホビーショー2024速報】
LE VOLANT CARSMEET WEB
『トヨタ・スープラ(1995年編)』ユーザーの努力で戦闘力を上げた“Cカー譲り”のGTスープラ【忘れがたき銘車たち】
『トヨタ・スープラ(1995年編)』ユーザーの努力で戦闘力を上げた“Cカー譲り”のGTスープラ【忘れがたき銘車たち】
AUTOSPORT web
WRC第5戦、グラベルを得意とするドライバーが集結、伝統のラリーは大混戦!?【ラリー・ポルトガル プレビュー】
WRC第5戦、グラベルを得意とするドライバーが集結、伝統のラリーは大混戦!?【ラリー・ポルトガル プレビュー】
Webモーターマガジン
【インディアン】公式イベント「INDIAN RIDERS DAY JAPAN in FSW」が富士スピードウェイで7/28開催!
【インディアン】公式イベント「INDIAN RIDERS DAY JAPAN in FSW」が富士スピードウェイで7/28開催!
バイクブロス
テーマは原点回帰! トヨタが「ランクル」に"250"シリーズと特別仕様車を追加
テーマは原点回帰! トヨタが「ランクル」に"250"シリーズと特別仕様車を追加
バイクのニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村