ハースのニコ・ヒュルケンベルグは、F1最終戦アブダビGPの予選でQ3に進出、8番手となった。しかし、これはチームメイトよりも旧型のパッケージで走った結果だった。
ハースはアメリカGPでアップデートパッケージを導入したが、結果はイマイチ。終盤の2レースは、ドライバーの好みに合わせて新旧パッケージを選ぶ形とした。
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アブダビではヒュルケンベルグが旧パッケージを使用。FP1ではオリバー・ベアマンにマシンを託し、その後マシンに戻ったFP2ではクラッシュを喫してほとんど走れなかったにもかかわらず、ヒュルケンベルグはQ1で8番手、Q2で9番手、Q3で8番手タイムをマーク。一方、マグヌッセンは新パッケージで17番手にとどまった。
ヒュルケンベルグは予選でのマグヌッセンとのギャップについて、「マシンが新しくなっても大きな進歩はなかったという僕の印象を裏付けただけだと思う」と語った。
「おそらく、パフォーマンス的にはとてもよく似ている。それ自体が素晴らしいことではないのは明らかだ。アップデートがある時にはそれが機能する必要がある」
「非常に残念だし、動揺している。もちろん、これには満足していない」
「それが今シーズンのストーリーだ。何も発展させることができず、完全に追い抜かれ、出し抜かれ、それゆえに今は最下位になっている。だから、来年に向けて本当に取り組む必要がある」
2024年の見通しについて聞かれ、彼は次のように答えた。
「すべてが仮定に過ぎない。時が来たときに証明しなければならないと思う。自分たちがやってきたことと、今やっていることを見直す必要があると思う」
「何かを変える必要があるんだ。今年やってきたことがうまくいかなかったのだから。それは冬休みに入る前の大きな問題だよ」
ヒュルケンベルグは、アブダビGPの予選がこれほどうまくいくとは思っていなかったと認め、チームのシミュレーションではマグヌッセンと同じようにQ1を突破できない可能性が高かったと示唆した。
motorsport.comがパフォーマンスについて訊くと「悪くないし、正直言ってかなり予想外だった」と彼は答えた。
「昨日は明らかに悪い日だった。FP1を欠席したのは普通のことで、それが原因ではない」
「FP2ではミスを犯してしまった。だから今日はちょっと心配だった。でもFP3では、どういうわけかクルマの調子が良くて、リズムが良くて、自信があったからプッシュできた」
「自分たちの予想では、おそらくQ1敗退だろうと思っていた。だから、ちょっとしたサプライズだね」
ヒュルケンベルグは予選を通じて何度かトラックリミット違反でタイム抹消を受けたが「運がいいことに、いつもそれが各セッションの最初のランで、最終コーナーだったんだ」と話した。
「タイヤがラップの終盤にオーバーヒートし、スライドし始めるんだ」
「明らかに限界ぎりぎりのところで戦っている。クルマを限界までプッシュするとき、僕らが座っている位置から判断するのはいつもとても難しいんだ。でも、今日はうまくいったよ」
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