2023年後半から撮影が開始されることとなった、ブラッド・ピット主演のハリウッドF1映画プロジェクト。アメリカGP開催中、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)にはこの映画の主演ブラッド・ピット、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマー、監督のジョセフ・コシンスキー、脚本家のエーレン・クルーガーが来場し、F1チーム代表に同プロジェクトについて説明を行なった。ブラッカイマーとコシンスキー、クルーガーの3名は、2022年の大ヒット作『トップガン:マーベリック』の製作チームのメンバーだ。
メルセデスのルイス・ハミルトンは、マネージャーのペニー・ソウと共同で最近立ち上げた映画制作会社「ドーン・アポロ・フィルムズ(Dawn Apollo Films)」を通して、このプロジェクトにプロデューサー兼アドバイザーとして参画するが、この作品は「最高のレース映画になる」と自信を見せている。
■ブラッド・ピット主演のF1映画、2023年シーズン後半のレースウィークエンドから撮影決定「新しい観客を引き寄せてくれる」
ハミルトンは、この映画プロジェクトの他にも、自身のキャリアを描いたドキュメンタリー映画にも携わっている。どちらもAppleがバックアップしており、アメリカGPには同社のティム・クックCEOがCOTAを訪れ、チェッカーフラッグを振った。
ブラッド・ピット擁するハリウッド陣営との映画製作についてmotorsport.comから質問を受けたハミルトンは、次のように答えている。
「信じられないほど興奮している」
「僕らがタッグを組むチームからしても、本当に信じられないレベルなんだ」
「今回はティム・クックも来た。彼を招くことができるのは光栄だし、彼と彼のチームは本当に協力的で、僕のドキュメンタリーを支援してくれているし、この映画にもゴーサインを出してくれた」
「そして伝説の男ブラッドもいる。ジェリーも初代トップガンを作った本当に素晴らしいレジェンドだ。そしてジョー(コシンスキーの愛称)も監督として素晴らしい才能を持っている」
「僕はこの映画に大きな期待を寄せている。視覚的にも、そしてファンの琴線に触れるような最高のレース映画になると信じている」
この映画プロジェクトについては、F1チームからもポジティブな反応が見られている。全体プレゼンテーション、個別ミーティングで説明を受けたF1チーム代表たちは、このプロジェクトがF1全体を盛り上げる要素になると捉えている。
「この種のプロジェクトにおいて、全てのチームの立場を考慮する必要はないと思う」
アルファロメオのフレデリック・バスール代表はそう語る。
「私としては、F1全体にとってメガ級の前進になり得ると捉えている。Netflixが数年前にやったのと同じように、あるチームについて話されたり、あるチームの映像が使われることになる。チームの露出が増えるのは確かだ」
「しかし(今回の映画は)全体を見れば、F1にとって良いことだと思うし、巨大なプロジェクトだ」
ハースF1のギュンター・シュタイナー代表も、このプロジェクトを歓迎している。
「彼らが見せてくれた映像技法には特に感銘を受けた」
「マーベリックを撮る時に使っていたモノで、私はこんなモノがあるなんて知らなかった。彼らはこういうことを通して、ベストなショットを切り出してくれると思う」
「フレッド(バスールの愛称)も言っていた通り、F1には最適だ。こういうことを、彼らのような優秀な人とやるのはとても良いことだ。ネガティブなことはなく、ポジティブなことばかりだ。だから素晴らしいことだね」
またアストンマーチンのマイク・クラック代表は、チームと映画関係者は実現に向けて真剣な話し合いを行なったと明かした。
「我々は彼らと話し合いを行なった。そこにはローレンス(ストロール/アストンマーチンオーナー)も一緒に参加してくれた。実際、予想していたよりもかなり長引いたから、その後のスケジュールが少し押しちゃったよ!」
「でも話し合いはとても、とても前向きだ。私達はできる限りこのプロジェクトをサポートするつもりだし、我々の関与がどれくらいなのかを確認する必要がある」
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