2017-2018 FIM世界耐久選手権最終戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第41回大会の決勝レースが7月29日、鈴鹿サーキットでスタート。8時間にわたる長い戦いが幕を開けた。
心配されていた台風は遠のき、朝には雨がやんで太陽が顔をのぞかせた。朝のウオームアップ走行はウエットコンディションで始まったが、次第にセッション終盤はドライコンディションでの走行になった。
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このままドライにコンディションで決勝レースを迎えるかと思われたが、グリッドにマシンが並ぶころには太陽が姿を消し、怪しい雲に包まれる。そしてスタート20分前に突然激しい雨に見舞われた。雨は5分ほどで小康状態になるが、路面は完全にウエットコンディションに変わってしまう。
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その後も雨は強まったり弱まったりを繰り返し、不安定な天候。そんななか、鈴鹿8耐の決勝レースが始まった。
ポールシッターのKawasaki Team GREENのレオン・ハスラムが、好スタートを切ってホールショットを奪う。しかし1コーナーでインをついたのはRed Bull Honda with 日本郵便の高橋巧。2番手に後退したハスラムはデグナーカーブでラインを外してしまい、高橋巧はトップ独走状態に入る。
オープニングラップを終え、トップレッドブル・ホンダwith日本郵便、カワサキ・チームグリーン、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームというトップ3でホームストレートを通過。F.C.C.TSRホンダ・フランスは14番手に順位を落としている。
続く2周目、5番手走行中のMuSASHi RT HARC-PRO.Hondaのランディ・ド・ピュニエが2コーナーで転倒を喫する。大きく順位を落とす波乱のスタートとなった。
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