なぜトヨタ車がマツダ製？ 世界戦略車なのに… 北米ヤリスが日本と違う理由

■日本とはなぜ違う？ アメリカのヤリスがマツダのOEMな訳

　日本の自動車メーカーは、世界を相手にビジネスをおこなっています。

「いいクルマは国を選ばない」といいますが、実際は国によってクルマに対する要求や使用する道路環境、法規などが異なるため、仕向地に合わせた最適化を実施。なかには同じネーミングながら中身は別物というモデルも存在します。

　その代表をいえば、トヨタ「カローラ」でした。9代目までは基本はグローバルでひとつの仕様でしたが、10代目では海外向けと日本向けが別のモデルに。

Comments

軽トラにOEMが多いのと同じ理由でしょう
オリジナルサンバーが…っていう人もいるけれど、大多数の人は安ければいい、乗れればいいだからね

先代ヤリス(旧ヴィッツ)の出来が悪く、北米での度重なる基準をクリアできないでいたため、大幅に手を入れるより新型を出すより手っ取り早く販売できるコンパクトカーがたまたまマツダデミオ(現マツダ２)だったと。当時業務提携を行ったばかりでお互いの利益が一致するポイントでもあったわけだ。