韓国の自動車メーカーであるヒョンデが、今後3年以内にWEC(世界耐久選手権)並びにル・マン24時間への参戦を目指す可能性が高いことが分かった。
motorsport.comの調べによると、ヒョンデはLMDh規定のハイブリッド・プロトタイプ車両の開発準備を進めているという。LMDhは2029年までWECとIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の両方で採用されることが決まっているが、ヒョンデが具体的にどのタイミングで参戦できるようになるかは明らかになっていない。
■マクラーレン、LMDhマシンでのル・マン参戦計画が現実的に。規則延長で“余裕”生まれる「あとはタイミング次第」
情報筋によると、ドイツのヒョンデ・モータースポーツで開発されるLMDh車両は、早くて2026年にはデビューする可能性があるという。2026年は、ヒョンデが2014年からファクトリー参戦しているWRC(世界ラリー選手権)の現行技術レギュレーションの最終年でもある。
ヒョンデ・モータースポーツの代表であるシリル・アビテブールは、WEC参戦に関する噂について質問された際、プロトタイププログラムが検討中であることを認めはしなかったものの、ヒョンデが「様々なカテゴリーを模索」しており、「このスポーツにおける野心を明確にしたい」との思いがあると話していた。
またアビテブールは、世界第3位の販売台数を誇るヒョンデ・グループが、WRCや長期的な将来についての計画を9月に発表する可能性を仄めかしていた。これについて彼はラリー・ポーランドの際、motorsport.comに対して「具体的にはまだ言っていないが、いくつか発表することがある。まず最初に適切な方法で発表したいと思っているのが、WRCにおける我々の計画だ」としつつ、将来の野望についても明かされる予定だと話していた。
もしヒョンデが2026年にWECかIMSA、あるいはその両方へ参戦するとしたら、プロトタイプ車両、そしてハイブリッド・パワートレインの内燃コンポーネントの開発がすでにスタートしているということになるだろう。
LMDh車両は2023年に登場予定だった次世代LMP2シャシーをベースにする必要があるが、その開発においてヒョンデはフランスのオレカをパートナーに選定したと言われている。オレカは既にアキュラARX-06やアルピーヌA424などのLMDh車両を手掛けている。またエンジンに関しては、ヒョンデが自社で製造するだろう。
その他motorsport.comに入っている情報によると、ヒョンデは2024年を最後にキャデラックと袂を分かつチップ・ガナッシ・レーシングと接触していることが明らかになっている。アメリカレース界の名門であるチップ・ガナッシはドイツに拠点を置いてWECプログラムを運営しているため、仮にヒョンデがタッグを組めば、WECとIMSA両方に参戦することが可能となるはずだ。
ヒョンデは以前から、自社のラグジュアリーブランドである『ジェネシス』の名前を使って、スポーツカーレースへの参入に関心を持っていた。彼らは水素技術導入など、WECに関連するいくつかのFIAテクニカルワーキンググループに参加していることが知られている。
2023年から始まるWEC、IMSAの次期サイクルでは、LMDhが水素を活用したマシンに切り替わる可能性がある。2018年には水素を使った燃料電池車のネッソを発売したヒョンデも、水素車両でのWEC、ル・マン参戦に関心があるようだ。
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みんなのコメント
どうなるか楽しみだな
日本勢も不正のトヨタしか積極的に参戦してないし