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トヨタ カローラ生誕50年記念車は初代の真っ赤なシートを再現

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トヨタ カローラ生誕50年記念車は初代の真っ赤なシートを再現

トヨタ自動車は2016年7月11日、カローラアクシオに生誕50年を記念した特別仕様車「HYBRID G“50 Limited(ゴーマル リミテッド)”」を設定し、9月1日より500台限定で発売すると発表した。

今回の特別仕様車はカローラアクシオの「HYBRID G」をベースとし、初代カローラの特徴である赤の内装シートと花冠エンブレムを復刻することで、50年の歴史を今に再現したクルマとしている。

カローラは「人目をひく、美しいスタイルのハイ・コンパクトカー」をイメージして「カローラ(ラテン語で花の冠の意)」と命名され、1966年に誕生。以来、時代とともにさまざまな進化を遂げながら2016年で50年を迎える。

また初代カローラは、クルマのあらゆる面で80点以上を実現すべきであるという「80点主義+α(アルファ)」の発想のもと、開発された。その「+α」として、クルマの走りのイメージを体現させることを狙いに「赤色」の内装を組み合わせ、「スポーティさ」を追求。また、カローラの車名の由来でもある「花の冠」をモチーフにしたエンブレムは、発売当時はカローラの象徴としてデザインされた。

今回の特別仕様車について、その一番の特徴である「赤」のスポーツシートは、デザイン部で保管されてきた初代カローラのカラーサンプルをもとに、往年の「赤」を今日の技術で忠実に再現。シートをはじめとする内装に採用するとともに、ブラックと組み合わせて配置することでモダンでありながらスポーティな室内空間を創出。また、花冠エンブレムをシートの背もたれやリヤ車名のエンブレム下に配置している。

さらにフロントロアグリルをドットパターンとし、Bi-Beam LEDヘッドランプを特別装備したほか、185/55R16サイズのタイヤをアルミホイールとともに特別装備して、スタイリッシュなイメージを付与した。外板色はホワイトパールクリスタルシャイン、ブラックマイカの2色を設定している。

なお本特別仕様車は、2016年8月5日(金)から7日(日)までの3日間、千葉市の幕張メッセで開催される、日本における自動車文化・ヘリテージを名車とともに紹介するイベント「オートモビル カウンシル2016」に、初代カローラとともに出展する。


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