エアロパーツメーカーのBUSOUが1月14日、東京オートサロンのブースでトークショーを行ない、今季のスーパーGTシリーズGT300クラスとスーパー耐久シリーズST-3クラスに参戦することを発表した。
BUSOUはかつてIMPULのマネージャー業務に携わっていた金子哲也氏が独立し立ち上げたエアロパーツのブランドで、”JAPAN DESIGN”とうたい、純国産、開発から製造のすべてを日本国内にて行ない、商品すべてが日産車専用に開発し、車検対応にこだわり作製している。
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トークショーでは、柳田春人氏のセントラル20とコラボレーションして、新型フェアレディZのパーツを開発すると発表し、柳田真孝も登壇した。BUSOUとセントラル20は共に調布市内に拠を構えているが、「柳田さんの力が欲しかった」(金子)とオファー、「こんなにうれしいことはなかった」(柳田)と”共創”が実現することになった。新型フェアレディZでは、BUSOUがエアロパーツを、セントラル20が車両のパーツを開発していくことになるという。
このトークショーでは、BUSOUがまずS耐に参戦することが発表された。同社ブースにはラフィネカラーのZ34レース車両が展示されているが、このZで今季のS耐ST-3クラスに参戦することになった。ドライバー体制などは発表されなかったが、今季は準備の年ということで新規チームとして経験を積むという。
またBUSOUはスーパーGT GT300クラスにも参戦することを発表。今回はこれ以上、車両やドライバーについての情報が出てくることはなかったが、噂では日産以外のメーカー系ドライバーがこれまで運営してきたチームとジョイントすると言われており、その内容には大きなサプライズがあるようだ。金子氏のこれまでの経験を活かした手腕と新たなチャレンジに期待したい。
なお東京オートサロンでのトークショーは、15日と16日にも行なわれる予定だ。
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