東レは8日、電気自動車(EV)などに搭載するリチウムイオン電池材料の導電性向上や電池の長寿命化につながる機能性材料「極薄グラフェン分散液」を開発したと発表した。高い導電性を持つ極めて薄い高品質グラフェンで、電池材料、配線材料、塗料など各種用途への展開を想定、2030年にはグラフェン事業で100億円の売上げ規模を見込む。
グラフェンは、炭素で構成するナノ(1ナノは10億分の1メートル)サイズの極薄シート状の二次元材料で、今回、3ナノメートル以下の厚みのものを開発した。一般的なグラフェンの厚みは10~20ナノメートルで、グラフェンを薄くすると凝集しやすく、高濃度にすると粘土状になるため、流動性が悪化する。
武蔵精密工業、LiBとLiCの「ハイブリッドバッテリー」開発 EVバイク向け受注開拓
開発品は、グラフェン同士の相互作用による凝縮を抑える独自の高分子材料を添加することで、粘度を自在に制御できる。高濃度極薄グラフェンの流動性を高めることで、希釈せずに塗布でき、高い導電性などのグラフェンの特徴を維持できる。
開発したグラフェンをリチウムイオン電池の導電材料に塗布すると、正極の間にグラフェンが入って導電性が向上する。また、充放電時、導電経路の劣化による電池容量低下が抑制されることから、EVの導電助剤に使用されているカーボンナノチューブ(CNT)と比べて、電池寿命が1.5倍向上する。
すでに量産レベルを達成しており、顧客のニーズを掘り起こしながら早期実用化を目指す。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
GWに送られてくる「自動車税」13年超の税金が高すぎる! まるで「旧車いじめ」!? 最高税額は一体いくら?
日産「新型スカイライン」今夏発売! 史上最強でレトロ風デザイン採用!? 匠“手組みエンジン”搭載した特別仕様、947万円から
トヨタ「新型ミニランクル」まもなく登場!? カクカク斬新デザイン採用? 噂の「ランドクルーザーFJ」 期待されるコトとは
ホンダが“赤い”新型「プレリュード」初公開! 2025年にも登場期待の「3ドアクーペ」なぜ鮮烈レッドに!? 待望の「新モデル」米に登場
約230万円! トヨタ新型「スポーツコンパクトカー」発表! 6速MTのみの「“ガチガチ”モデル」に販売店でも反響アリ
カーブって素人かよコーナーだろ! ハンドルとかダサいぜステアリングな! クルママニアが面倒くさいほどこだわりがちな用語5選
一度見たら忘れられない「衝撃フェイス」! 「秀逸顔」な国産車3台と「正直理解不能な顔」の国産車3台をデザインのプロが斬る!!
クルマのホイール「アルミ」と「スチール」どっちがいい? 足元を支える“重要パーツ”のメリット・デメリットとは?
GWに送られてくる「自動車税」13年超の税金が高すぎる! まるで「旧車いじめ」!? 最高税額は一体いくら?
日産「新型エルグランド」まもなく登場? 15年ぶり“全面刷新”で「アルファード対抗馬」なるか!? 待望の「次期モデル」どうなるのか
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?