アウディジャパン、新型EV「イートロンGT」受注開始 「次世代アウディのアイコンとなる特別なモデル」

　アウディジャパン（フィリップ・ノアック社長、東京都品川区）は６日、新型電気自動車（ＥＶ）「イートロンＧＴ」の受注を開始した。全国のイートロン販売店５２店舗で取り扱う。デリバリーの開始は今秋を予定する。

　６日に都内で開催したメディア向け発表会でノアック社長は、ＥＶラインアップの第２弾を投入することについて「単にもう１台のＥＶの登場というだけでなく、次世代アウディのアイコンとなるべき特別なモデルとなる。アウディのＤＮＡが宿るプレミアムモビリティの未来だ」と紹介。日本における電動化戦略の成功に自信を見せた。

　新型車は７日から５月３１日までブランド発信拠点「アウディ・ハウス・オブ・プログレス・東京」に展示したのち、６月からイートロン販売店で巡回展示。全国各地で順次披露し、受注活動を本格化する。

　新型車は二つの電気モーターによってシステム最大出力３５０キロワット、最大トルク６４０ニュートンメートルを発生する。最大出力４４０キロワット、最大トルク８３０ニュートンメートルのＲＳモデルも同時に投入する。