現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > 歯痒い思いをしていた嵯峨宏紀「31号車が本来いるべき位置に戻ってきた」【第6戦GT300予選会見】

ここから本文です

歯痒い思いをしていた嵯峨宏紀「31号車が本来いるべき位置に戻ってきた」【第6戦GT300予選会見】

掲載
歯痒い思いをしていた嵯峨宏紀「31号車が本来いるべき位置に戻ってきた」【第6戦GT300予選会見】

 オートポリスで開催されている2021スーパーGT第6戦『AUTOPOLIS GT 300km RACE』。10月23日の午後に行われたGT300クラス公式予選を終え、ポールポジションを獲得した31号車TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GTの嵯峨宏紀と中山友貴が予選を振り返り、明日の決勝レースへの展望を語った。

中山友貴
Q1担当/ベストタイム:1'42.687

ハイブリッドパワー炸裂。プリウスPHV GTの嵯峨宏紀が今季初PP獲得【第6戦GT300予選レポート】

「今の気持ちとしては率直に、非常にうれしいです。今シーズンは順調に(クルマの)開発も進み、スピードも上がってきてはいたのですが、BoP(バランス・オブ・パフォーマンス)の変更など、いろいろうまくいくこと、うまくいかないことも含め、レースウイークのサーキットで非常に苦労している場面が多かったので、このオートポリスでも厳しい戦いになるのかなという予想もありました。ですが、ポールポジションが獲れたということは、自分もQ1を走らせて貰い、Q1トップの流れをうまく嵯峨選手が繋げてくれたというのが、非常に大きな結果を残せたという意味で良かったなと思います」

「その流れ(苦しい流れ)のなかで言うと、思ったより良かったなという印象がありますが、このレースに入る前にテスト走行があり、自分のなかのハイブリッドプリウスへの理解度を高めるという作業をしていくうえで、気になる部分もいろいろとチームに打ち明けたりしながら、そのあたりもテストで結構解消できました。それが今回の結果にも繋がっていると思いますし、そのあたりが自分の自信にも繋がり、非常に良い一日だったなと思います」

「マシンの問題を解決してきたなかで、昨シーズンにポールポジションを獲得したときは、その問題を抱えたなかでも『一発の速さは出てきたね』というクルマでした。ですが、いま僕たちがポールポジションを獲得したクルマは決勝に強く、かつ予選も速くなっていると思います」

「オートポリスは2年ぶりの開催なので決勝レースは荒れるかもしれないですし、どういった展開になるかは分かりませんが、そのなかでクルマとしてのポテンシャルは上がっていると感じているので、謙虚にふたりで頑張りながら、高いところ、少しでも前でゴールできるように最後まで頑張って走りたいと思うので、応援よろしくお願いします」

嵯峨宏紀
Q2担当/ベストタイム:1'42.039

「今シーズンは開幕から頑張っていましたが、なかなか結果に繋がらず本当に歯がゆい思いでした。何をやっても解消しないという問題があったのですが、それがようやく、このインターバルの間にテストを行い、そこで『もしかしてこれか?』というところが少し見つかりました」

「それはハイブリッドの部分なのですが、その部分が解消したことでようやく普通のクルマに戻ることができたので、31号車が本来いるべき位置に戻ってきたという部分では、すごく良かったと思います」

「Q1では、中山選手が僕の思っていた以上のすごいタイムを出してくれて、いつもの予選よりも緊張して行った結果、セクター1はうまくまとまりませんでした。もし、まとまっていれば夢の41秒台だったと思いますが、そこはご愛嬌ということで許して頂き、明日に向けていろいろと調整していきたいと思います」

「明日の決勝は一番良い位置からスタートできます。選択したタイヤも決勝に向けたタイヤを選んでいるので良いかなとは思いますが、ネガティブな部分がまったくないわけではないので、今日の夜から明日に向けてチューニングしていかないと行けない部分もあります」

「ですが、できる限りの準備をしてポイントだけは絶対に獲りたいと思います。本当に1年間ずっとノーポイントで来ているので『なんとかポイントだけは獲らさせてください』という謙虚な思いでいきたいと思います」

こんな記事も読まれています

日本ミシュランタイヤが「ジャパントラックショー2024」にブースを出展! サステナブル素材を使用したタイヤなどを展示
日本ミシュランタイヤが「ジャパントラックショー2024」にブースを出展! サステナブル素材を使用したタイヤなどを展示
くるまのニュース
マツダ、電動SUVをサプライズ公開、コンセプトモデル『創 ARATA』とは…北京モーターショー2023
マツダ、電動SUVをサプライズ公開、コンセプトモデル『創 ARATA』とは…北京モーターショー2023
レスポンス
スズキのコンパクトSUV「エスクード」国内販売が終了 新たな「グローバルSUV」投入に期待!
スズキのコンパクトSUV「エスクード」国内販売が終了 新たな「グローバルSUV」投入に期待!
くるまのニュース
スタイリッシュなスタイルと折りたたみ機構を採用 電動アシスト自転車「Refna WINDY」発売
スタイリッシュなスタイルと折りたたみ機構を採用 電動アシスト自転車「Refna WINDY」発売
バイクのニュース
アルファロメオ ジュリア/ステルヴィオ、限定車「ヴェローチェ スペリオーレ」発売
アルファロメオ ジュリア/ステルヴィオ、限定車「ヴェローチェ スペリオーレ」発売
レスポンス
GWにホンダ青山本社で「モーターサイクルショー」開催、新型車をじっくり見られる機会!
GWにホンダ青山本社で「モーターサイクルショー」開催、新型車をじっくり見られる機会!
モーサイ
ホンダN-VANがマイナーチェンジ。特別仕様車FUN「STYLE+ NATURE」を同時発売
ホンダN-VANがマイナーチェンジ。特別仕様車FUN「STYLE+ NATURE」を同時発売
カー・アンド・ドライバー
ランボルギーニの電動化第二弾は「ウルス」!フェイスリフトでPHEVになったウルスの全情報!
ランボルギーニの電動化第二弾は「ウルス」!フェイスリフトでPHEVになったウルスの全情報!
AutoBild Japan
トヨタが「新型モデル」世界初公開! クロスオーバー&SUV 2台同時に! 25年半ばまでに発売!? 「bZ3C」と「bZ3X」中国で登場
トヨタが「新型モデル」世界初公開! クロスオーバー&SUV 2台同時に! 25年半ばまでに発売!? 「bZ3C」と「bZ3X」中国で登場
くるまのニュース
フォーミュラEの改良型マシン『GEN3 EVO』が初公開。4輪駆動化と超高速充電対応で2025年デビュー
フォーミュラEの改良型マシン『GEN3 EVO』が初公開。4輪駆動化と超高速充電対応で2025年デビュー
AUTOSPORT web
フォルクスワーゲンが次世代大型電動SUV『ID.CODE』を発表
フォルクスワーゲンが次世代大型電動SUV『ID.CODE』を発表
レスポンス
ホンダ ヴェゼルをマイナーチェンジし新グレードも設定
ホンダ ヴェゼルをマイナーチェンジし新グレードも設定
Auto Prove
最近、スズキのデザインが尖ってきたワケ「キーワードはGSX-R DNAとプラットフォーム」
最近、スズキのデザインが尖ってきたワケ「キーワードはGSX-R DNAとプラットフォーム」
モーサイ
鉄道はあれど重い荷物にはバスのほうがラクだが……運休!? 空港行きの高速バスで2024年問題を痛感した!
鉄道はあれど重い荷物にはバスのほうがラクだが……運休!? 空港行きの高速バスで2024年問題を痛感した!
WEB CARTOP
全長5m超えのトヨタ「大型バン」登場! 斬新“観音ドア&縦4灯テール”採用!? 特許庁が「新ハイエース」公表、反響は?
全長5m超えのトヨタ「大型バン」登場! 斬新“観音ドア&縦4灯テール”採用!? 特許庁が「新ハイエース」公表、反響は?
くるまのニュース
これ全部ベスパ!? 1万5000台による大パレードが行われたベスパワールドデイズ2024
これ全部ベスパ!? 1万5000台による大パレードが行われたベスパワールドデイズ2024
バイクのニュース
[カーオーディオ 逸品探究]実力ブランド「モレル」の最新ハイエンド機『イレイト カーボン』の魅力に迫る!
[カーオーディオ 逸品探究]実力ブランド「モレル」の最新ハイエンド機『イレイト カーボン』の魅力に迫る!
レスポンス
7代目フォルクスワーゲン パサートは中身の濃い変更が行われていた【10年ひと昔の新車】
7代目フォルクスワーゲン パサートは中身の濃い変更が行われていた【10年ひと昔の新車】
Webモーターマガジン

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村