■究極の万能車でもあるハイエースは海外でも大人気
日本で商用バンといえばトヨタ「ハイエース」や日産「キャラバン」という二大巨頭が存在します。
なかでも、高い人気を誇るハイエースですが、実際に乗っているオーナーはどこを評価しているのでしょうか。
【画像】これはニセ・ハイエース? 写真で見抜ける?(26枚)
初代ハイエースの登場は1967年と歴史が古いモデルでもあります。国内では2004年に登場した5代目が現行モデルで、年間18万台程生産されています。とくに海外での人気が高く、生産台数の6割程は海外に輸出されています。
日本においてハイエースは、サイズによって「バン」「ワゴン」「コミューター」3種類のモデルに分けられます。
また、全長が異なる「標準ボディ」「ロング」「スーパーロング」の3種類、車幅が異なる「標準ボディ」と「ワイドボディ」の2種類、ルーフの高さが異なる「標準ルーフ」「ミドルルーフ」「ハイルーフ」の3種類に分けられます。
ただし、すべてのサイズを自由に組み合わせられるのではなく、それぞれのグレードによって採用されるサイズが決められている状況です。
例えば、ハイエースバンの「DX/DX“GLパッケージ”」を選ぶと、「ワイドボディ+スーパーロング+ハイルーフ」の組み合わせとなります。
搭載されるパワートレインは、2リッター/2.7リッター直列4気筒ガソリンエンジン、2.8リッター直列4気筒ディーゼルエンジンの3種類で、駆動方式は、2WDとビスカスカップリング式のフルタイム4WDを設定。
トランスミッションは、ガソリン車とディーゼル車とも6速ATが設定され、2リッターガソリン車には5速MTも用意されています。
さらに、ハイエースバンとハイエースワゴンには「ミリ波レーダー」と「単眼カメラ」を用いている「トヨタセーフティセンス」を標準装備。
価格(消費税込み)は、グレードやサイズによって大きく異なります。ハイエースバンが234万7000円から364万円、ハイエースワゴンは288万6000円から399万4000円、ハイエースコミューターが322万1000円から374万7000円です。
■実際ハイエースに乗っている人はどこが良くてどこがダメ?
では、ハイエースに乗っている人は、どこを気に入ってどこが気になるのでしょうか。
まず、エクステリアに関しては、「存在感があるものの高圧的ではない」「意外と柔らかい雰囲気」と、決して主張しすぎない見た目が高評価である様子です。
ハイエースは商用車としても利用されるため、あくまで機能性を重視して作られたことがわかります。
インテリアは、「ファミリーカーで検討されている場合は、セカンドシートに快適性を求めないほうが良い」「自分で快適化して乗ることが求められる」との意見がある一方、「シートが柔らかいため、乗用車に少し近づいた乗り心地」との声もありました。
また、昨今のアウトドア需要が高まっていることもあり、「アイデア次第で利便性が高くなるので楽しいクルマ」という声もあります。
運転感覚としては、「箱型のボディは運転席からクルマの四隅が把握しやすく、車体感覚を掴んでしまえば運転は楽」という声がありました。
オーナーの反応を見てみると、現場の仕事で利用している人は、車内空間の広さや使い勝手の良さを評価しています。
一方、プライベートなどで使う人では、自分好みに仕上げて楽しむ部分が魅力のようでした。
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みんなのコメント
結婚、引っ越し、出産、義父の葬儀と人生の節目を共に過ごしてきました。
今では子供も好きなようで、保育園の迎えにこれで行くと喜んで出てきます。
家族の一員です。
乗り心地は決してよくありませんが、道具をたくさん積めたり荷室で車中泊や食事ができたりと、この車種ならではの使い方ができる事は大きいです。
13万キロ超えの車体になりました。
まだまだ乗りますよ!