F1第15戦ロシアGPの予選は、ウエットから路面が徐々に乾いていく難しいコンディションとなったが、ウイリアムズのジョージ・ラッセルはいち早くスリックタイヤへの交換を決断。そのメリットを最大限に活かし、ランド・ノリス(マクラーレン)やカルロス・サインツJr.(フェラーリ)に次ぐ、3番グリッドを獲得した。
同じくウエットコンディションで行なわれた第12戦ベルギーGPの予選で2番手を獲得したラッセル。今回の勇敢なタイヤ交換は、自分からチームに提案したものだと明かしている。
■ラッセル、思い切ったドライタイヤ交換で3番手獲得「ピットレーンでクラッシュ寸前だった」
ベルギーGPでは悪天候により決勝レースがほとんど走れず、結果としてラッセルはF1での初表彰台を獲得したが、ロシアGPの決勝レースはドライコンディションになる可能性も十分あると見られており、ラッセルはメルセデスのルイス・ハミルトンやバルテリ・ボッタス、セルジオ・ペレス(レッドブル)を含め、速いマシンからの追い上げを受けることになる。
しかし彼は、さらなる”番狂わせ”を引き起こすポテンシャルを持っていると考えているようだ。
ベルギーGPでの2位獲得により、ウイリアムズのコンストラクターズチャンピオンシップにおける直近のライバルであるアルファロメオとのポイント差が19ポイントに開いたことで、ラッセルには失うものがなく、全力で戦うことができるのだ。
ラッセルはレースに向けての意気込みを訊かれ、「とても楽しみだ」と答えた。
「金曜日のロングランペースは、今年の中でも最高レベルだった。でも彼ら(ノリスやサインツJr.)や後ろからスタートするメルセデスにはまだ遠く及ばない。だから後は自分たちのバトル次第だ」
「でも、僕らはストレートスピードも速いし、ストレートではかなり捕まえにくいと思う。だからこそもう一度、表彰台を目指さなくてはいけないんだ。失うものは何もないんだから」
ベルギーGPに続き、衝撃的なパフォーマンスを見せたラッセル。彼はチームの仕事を称賛し、「驚きを与えてくれる」ウイリアムズに喜びを感じていると話した。
「クレイジーだよね。3レースで2回目の予選トップ3入りだから、チームはまたしても素晴らしい仕事をしてくれた」
「僕たちは適切なタイミングでピットインし、適切なタイヤを装着した。でもかなりトリッキーだった。乾いたラインは1本しかなくて、もし数センチでもワイドになってラインを外していたら、濡れた路面に乗ってスピンしてしまっていただろう」
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