キュートな電気自動車、日本上陸!
遊び心満載
4月5日、フィアットの輸入元であるStellantisジャパン株式会社は、ブランド初のBEV(バッテリー式電気自動車)である「FIAT 500e(フィアット・チンクエチェント・イー)」(以下、500e)の日本仕様を発表した。価格は450万円から495万円。
500eは、ガソリンモデルの「500」とおなじく、1957年に登場した「Nuova 500」を彷彿とさせる愛らしいデザインが特徴だ。ボディサイズは全長3630mm×全幅1685mm×全高1530mmとコンパクトだから日本の道でも扱いやすい。ボディバリエーションは、3ドアハッチバックと電動開閉式ソフトトップを備えたカブリオレの2種類。とくに後者、BEVにおいて唯一無二の存在という。
遊び心あふれるインテリアは、フィアットのロゴをあしらったモノグラムのシート表皮、トリノの街並みが描かれたスマートフォントレイ、ドアハンドル底面にあしらわれた「Made in Torino」の文字やNuova 500のイラストレーションなどが目をひく。
インパネ中央には10.25インチのインフォテインメント用「Uconnectディスプレイ」を設置。Apple CarPlayやAndroid Autoに対応する。
航続可能距離は最大335km
搭載するパワーユニットは全グレード共通で、最高出力87kW(118ps)、最大トルク220Nmのモーターを搭載。42kWhのリチウムイオン・バッテリーパックを床下に配置される。満充電時の航続可能距離は、最大335km(WLTC)を達成。充電は単相交流200V用の普通充電と、付属のCHAdeMOアダプターを介した急速充電に対応する。
走行モードシステム「e-モードセレクター」は3種類から任意で選べる。「NORMAL」ではペダル応答性が高く、エンジン車のようなドライブ感覚を楽しめるという。「RANGE」では、回生ブレーキの効きが強まり、アクセルペダルを離しただけでブレーキを掛けたような強い減速が得られる。「SHERPA」は、アクセルレスポンスの制御やシートヒーターのオフなどによりエネルギー消費を極力抑え、航続距離を最大化するエコモード。
運転支援装備も拡充された。先行車だけでなく、歩行者や自転車も検知可能な衝突被害軽減ブレーキ、車線から外れそうになるとハンドルの振動や警告音で注意を促すレーンデパーチャーワーニング、リアパーキングカメラ(ステアリング連動ガイドライン付)、オートマチックハイビームなどは全車標準装備。
一部グレードには、前走車と一定の車間距離を保ちながら設定速度に巡航するアダプティブ・クルーズ・コントロールや、車線の中央を維持した走行をサポートするレーン・キーピング・アシスト、サイドミラーの死角にある並走車の存在をミラー内のアイコンで確認できるアクティブ・ブラインド・スポット・アシストなどを装備する。
さらに歩行者などに車両が近づいていることを知らせる「車両接近通知装置(AVAS)」のサウンドにもこだわったそうで、イタリア人作曲家であるニーノ・ロータによるメロディを乗せたオリジナルのサウンドを採用したのも特徴だ。
新型500e、かわいいうえに機能性が高いのも魅力だ。ライバルはホンダの「Honda e」などが考えられる。400万円オーバーのコンパクトBEVがどれほど普及するのか? 目が離せない。
なお、販売方法はカーリースのみを前提しているそうで、頭金の用意や複雑なEV補助金申請、税金の支払い、契約期間中の整備点検費用(充電費用などは除く)が必要なく、月々定額で乗れる「FIAT ECO PLAN」であれば、500e Popは月々5万3900円(ボーナス払い10回11万円)になるという。
文・稲垣邦康(GQ)
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いくらなんでも高杉
乗り出し500万て…