トロロッソのチーム代表であるフランツ・トストは、姉妹チームのレッドブルは今シーズン、ホンダのパワーユニット(PU)を使って勝つことができるだろうと考えている。
昨シーズン、初めてホンダのPUを使って戦ったトロロッソ。そのチーム代表であるトストはシーズン開幕当初から、ホンダを称賛。そして彼の意見が、レッドブルが今シーズンから同じホンダPUを使うという決断を後押しする一因となった。
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そしてトストは、今季のレッドブルが、力強い競争力を手にしていると確信している。
「私はとても満足している」
ホンダの進歩について尋ねられたトストは、そう語った。
「私が彼らに期待していたモノは、全てもたらされた」
「ホンダがトップチームとのギャップを埋めること、そしてレッドブルがホンダと共に複数のレースに勝つだろうこと、さらにはこの協力関係から、我々もまた多くの利益を得るだろうことを、私は確信している」
昨シーズンのトロロッソは、ホンダPUに切り替えるという決定が非常に遅かった影響を受け、PUのパッケージングに妥協を強いられた点もあった。しかし今シーズンに向けては、はるかに良い準備ができているという。
「より良くなっていると言わなければならない。マシンを見れば、PUの搭載方法など、大きな前進を遂げている」
「昨年よりも多く(準備するための)時間があった。これは、エンジニアリングの面で言えば、大きな一歩だったと言わなければいけない。そして、ホンダやレッドブル・テクノロジーと、本当に良い協力関係にあった。この点でも、我々は良く組織化されている」
昨年、2019年へ向けた準備の一環として、シーズン中に多くのPU交換を実施し、グリッド降格ペナルティの原因となったホンダ。しかしトストは、今季はそれほど多くPUを交換する必要はないだろうと確信している。
「2018年には、それが我々が経験しなければならない開発のプロセスだということを、シーズン当初から理解していた。それが我々の実施したことだ。その間に、ホンダは信頼性の面でも、パフォーマンスの面でも、非常に高いレベルに到達した。今季は昨年のようには、多くのPU交換をしなくて済むだろう」
1年前よりもホンダに対する自信を深めているかと尋ねられたトストは、次のように付け加えた。
「その間には12カ月あるということをご存知だろう。そして先ほども申し上げた通り、2018年が始まる前の段階で、最初から困難に向き合うことになるだろうということを我々は理解していた」
「しかし、今は2019年だ。昨年の大変な努力の成果を、今見たいと思う。我々もホンダも、大変な努力をした。したがって、トロロッソにとっても、ホンダにとっても、今シーズンは成功するだろうと期待している」
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