日立キャピタルは、オランダでMaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)サービスを手がけるモビリティ・ミックスに資本参加することで合意したと発表した。日立キャピタルはモビリティ・ミックスと連携して新しいモビリティサービスを提供、市場が拡大している欧州のMaaSに参入する。
日立キャピタルはモビリティ・ミックスの株式49%を取得し、持分法適用会社とする。
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モビリティ・ミックスは陸海空の複数の交通機関を利用する移動の予約や決済をワンストップで提供するMaaS事業を欧州で展開している。2018年に交通関連ソリューションを手がけるARSトラフィック&トランスポート・テクノロジーの傘下となり、ARSの混雑・渋滞スポットを回避する交通ルートを、自治体や公的機関に提供する事業が移管された。
日立キャピタルは現在、欧州では英国、ポーランド、オランダ、ドイツ、オーストリアでモビリティソリューション事業を展開している。
日立キャピタルの既存のサービスと、モビリティ・ミックスのMaaS事業を組み合わせることで、まずオランダでモビリティサービスを拡充するとともに、長期的には欧州市場全体で新しいモビリティサービスを展開していく構え。
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