F1日本GPの開幕を目前に控えた9月20日(水)、東京・新宿の東急歌舞伎町タワーおよび歌舞伎町シネシティ広場にて、日本GPのプロモーションイベント『F1 Tokyo Festival』が開催された。イベントステージ前には早くから多くのファンが鈴なりとなり、トークイベントの開始を今か今かと待ち侘びていた。
まず先陣を切って登場したのは、F1のステファノ・ドメニカリCEO。日本のファンの熱量には驚かされたようで、何度も「アリガトウ」と口にしていた。
■鈴鹿のターン2縁石が”ミツバチ”色に! ベッテルの生物多様性プロジェクト『Buzzin' Corner』の一環
また、来季から日本GPの開催日程が4月に移動することについても言及。サステナビリティのためにアジアでのレースをカレンダー前半にまとめたかったことに加え、そして日本にとって象徴的な季節である春に開催することで、多くの外国人観光客を取り込みたかったと語った。
続いて登場したのは、フェラーリのフレデリック・バスール代表。彼も詰めかけたファンの多さに「感激だ」と話し、トークショーの後もサインなどのファンサービスで会場を盛り上げた。
そしてDAZNの『WEDNESDAY F1 TIME』とコラボしたステージでは、サッシャ氏、中野信治氏のMCの下、レッドブルのマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレス、アルファタウリの角田裕毅とリアム・ローソンが登場。ホンダ製パワーユニットを積む、日本のファンに馴染みの深いドライバーたちの登場とあって、この日一番の歓声に包まれた。
トークショーの中でサッシャ氏に、日本GPに向けてフェルスタッペン達に新たな日本語を伝授するよう言われた角田。「彼の教える日本語は最悪だからね!」とフェルスタッペンにからかわれながら角田は「私は、裕毅より遅い」という日本語を伝授。しかし、通訳が入る前にフェルスタッペンから「どうせユウキが僕たちよりも速い、みたいなこと言ったんでしょ?」と、あっさり見抜かれてしまった。
最終的には、「鈴鹿で、レッドブルファミリー、頑張ります」という言葉を皆に教えた角田。今季はスーパーフォーミュラに参戦し、日本語に触れる機会も多かったローソンが一番流暢に感じられたのも印象的であった。
続いての登場は、アルピーヌのエステバン・オコン。昨年の鈴鹿ラウンドの思い出も語らいながらも、話はオコンが好きだというドリフトの話題へ。東京は映画ワイルドスピードの“TOKYO DRIFT”の舞台ということもあって、オコンにとっても愛着ある場所の様子。さらには、「僕はいつか筑波サーキットでドリフトをするのが夢なんだ!」と意外な野望を口にした。
さらにオコンは、日本GPで使用するスペシャルヘルメットをサプライズ披露。日の丸をあしらったデザインに、鈴鹿サーキットの各コーナーの名前が刻まれており、“鈴鹿”の文字が漢字で入れられている。
イベントの最後を務めたのは、今季からウイリアムズの代表に就任したジェームズ・ボウルズ。老舗チームの立て直しを目指しているボウルズ代表は組織作りの重要さを集まったファンに説いていた。そして目前に迫った日本GPに向けては次のように目標を語った。
「我々のドライバー2人は非常に若い20代ではあるが、思考や気持ちの面は経験豊富でプロのベテランだといえる。鈴鹿はまずポイント獲得はもちろん(目標)だが、予選Q3に行くことも目指している」
「そしてセーフティカーやバーチャルセーフティカーに頼らずパフォーマンスでポイントを獲得することが、我々の今回の目標だ。こうして雨の中応援してくれてありがとう」
東京都心のど真ん中で大体的に開催された『F1 Tokyo Festival』。多くのファンが日本GPに向けた熱を高め、盛況のうちに終了した。
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みんなのコメント
韓国に来れば日本以上になってることに感動することだろう