フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、開幕戦から2連勝したものの、さらなる改善を続けていくことが必要だと述べた。
開幕戦ではVSC(バーチャルセーフティカー)にも助けられ優勝を飾ったベッテル。第2戦バーレーンGPでは、予選でポールポジションを獲得。決勝レースでは、レース中に戦略を変更したことによりバルテリ・ボッタス(メルセデス)から猛追を受けたもののそれを抑えきり、開幕2連勝を達成した。
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オーストラリアでは、フェラーリはメルセデスと同レベルの競争力を持っていなかった。バーレーンでのパフォーマンスもメルセデスに及ばなかったのか、それともフェラーリが改善を遂げたのかとベッテルに尋ねると、彼はそのどちらでもないと答えた。
「彼らのことについては話せないけど、常に様々なものの組み合わせだと思っている。おそらくこのサーキットは僕たちに向いていた。でも今週末は、大部分でマシンのフィーリングがこれまでよりも良かった」
「セットアップに関する作業を行ったので、そのおかげでマシンから引き出せるものが増えた。1周のアタックでも安定性があり、レースでもそうだった。(前回よりも)健全になって、コントロールできることも多かった」
「彼らがどれほど苦戦していたのかはわからない。少なくともレース終盤はかなり手強かったし、予選でも大きなギャップがあったわけではない」
「全体を見れば、(メルセデスとの)差は縮まっていた。しかし、僕らが前進しているのは明らかに良いことだ」
ベッテルは予選後、オーストラリアではメルセデスと戦うのに苦労し、マシンのフロント部分の改善を目標に作業をしてきたと語った。
ベッテルによれば、今年はレッドブルを含めた3チームが非常に拮抗していることもあって、さらなる作業が必要という。
「僕たちに改善が必要だというのは明らかだ」
「バルテリとルイス(ハミルトン/メルセデス)はとてもハードにプッシュしている。もちろんキミ(ライコネン/フェラーリ)も、レッドブルの2台もそうだ」
「この3チームがお互いにかなり拮抗している。マシンの改善や、どこのサーキットでも速く走ることが重要になるだろう」
「速くなればなるほど、マシンとの一体感を感じることになる。また満足感を感じれば感じるほど、必要な時に多くのものを引き出せる」
一方ライコネンは、フリー走行では競争力を発揮していたものの、予選ではポールポジションを逃し、決勝ではピットストップ時のトラブルによってリタイアとなった。
彼は自身のパフォーマンスをもってしても、結果を失ったことによるフラストレーションを緩和することはできなかったと述べた。
「レースを終えられなかったりポイントを獲得できない時は、何が良かったのかなんてことは重要ではない」
「僕が望んでいた結果とは程遠い状況だ」
「最初のスティントではリヤが苦しかった。タイヤを変えた後はいくらか楽になって、取り戻すことができていた」
「今週末は満足もできたけど、改善すべきことは常にある。もう少し違う結果になっていたかもしれない」
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