2024年3月22日~24日まで東京ビッグサイトにて開催されている東京モーターサイクルショー2024。国内最大級のモーターサイクルショーイベントであり今回も大盛況だ。モデルレンジが広がりユーザーも拡大中のBMWモトラッドのブースの様子をお伝えする。
不動の地位を築いたアドベンチャーモデル、GSシリーズを筆頭にR18やS1000系などを手掛けるハイプレミアムブランドでありながらも、積極的に普通自動二輪免許クラスモデルをマーケットへ導入し続けているBMWモトラッドのブースは来場者からの注目度も高く、常に賑わいを見せている。
プレスカンファレンスでアンベールしたのは「M1000XR」だ。BMWのハイブランドにあたる“M”のイニシャルが与えられた第3の刺客である(M1000RRとM1000Rがある)。通常モデルとはエンジンの構成パーツから仕様まで異なるスペシャルバージョンだ。
プレスカンファレンスで登壇した2021年からBMWジャパンのモトラッド部門のトップとして活躍されているジェネラル・マネージャーの佐伯要さん。BMWモトラッドは昨年全世界で209,066台を販売(前年比+3%)、日本国内では5,838台を販売し、これは前年比+8.4%と好調を裏付ける数字となっている。
電動コミューターとパルクールをかけて“eパルクーラー”と称されている「CE02」。オーナーになりSNSにてプロモーション発信を行うと、なんと10万円のキャッシュバックがもらえるSNSアンバサダーキャンペーンが開始された。
満を持して登場した新時代のGS、「R1300GS」。インプレッションのために実車に乗ったことがあるが、軽くパワフルで扱いやすく最高の進化を遂げている。これはブース内に設置された跨って写真を撮ることができるフォトサービス。前後タイヤをしっかりとロックがなされているものの、なかなかの角度だぞ!
新登場の「R12」をベースにカスタマイズを行う、“R12カスタムプロジェクト”が発表された。ムーンアイズ、ハマンズカスタム、トライジャ、チリハマサンドフラッツがカスタムを行う。どのようなマシンが仕立て上げられるか今から楽しみだ。
ネオクラシックブームの先駆け的な存在だったRnineTの実質的な後継モデルにあたる「R12 nineT」も展示。オーソドックスな丸型ヘッドライトや素地を活かした燃料タンクなどクラシックさを持ちながら新しいエッセンスも散りばめられている。253万5000円から。
ボクサーエンジンを搭載した新しいクルーザーモデル「R12」。シート高が低く抑えられている上に、アップライトなライディングポジションで、幅広い層に受け入れてもらえそうなパッケージングとなっている。198万6000円から。
今回の東京モーターサイクルショーに盛りだくさんのニューモデルを持って挑んだBMWモトラッド。「F900GS」もその一台。高いオフロード性能を誇ることは分かるけれど、展示車を跨る来場者の足元を見ると、なんと“踏み台”が!! シート高はかなり高いものなのでしょうね!
基本はストリートユースで、でもGSに乗りたい! というライダーにピッタリなのがニューモデルの「F800GS」。仕様的には十分なものであるし、未舗装路にもチャレンジしたくなる足まわりを持ち合わせている。
普通自動二輪免許でも乗れるGSである「G310GS」。コンパクトでありながらもそこはBMWモトラッドであり、チープさは無くしっかりとした上質な乗り味を楽しむことができる。ファーストBMWとしてお薦めの一台だ。
1801ccという超大排気量水平対向2気筒エンジンを搭載するR18シリーズのバガーモデル「R18B」。「こんなデカイのいったい誰が乗るんだ!?」と思うような立派な体躯をしているが、走らせてみると従順なキャラクターで親しみやすい。
WSBK(スーパーバイク世界選手権)のホモロゲモデルである「S1000RR」。BMWモトラッドを代表するスーパースポーツモデルは、熟成が進み、乗りやすくなおかつ速い。最高峰フルカウルスポーツのひとつと言えよう。
BMWモトラッドではビッグスクーターだって作っています。「C400GT」は余裕のあるエンジンパワーと大型ウインドスクリーン、グリップヒーターなどの快適装備。そして大容量ラゲッジスペースなど、日常的な使い勝手が良く考えられたプレミアムコミューターだ。107万1000円。
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