ル・マン-ブガッティ・サーキットで開催されているMotoGP第7戦フランスGP。初日のフリー走行では晴れた暖かいコンディションとなり、エネア・バスティアニーニ(グレシーニ)がレコードタイムを更新。しかしその一方で、転倒者が多数出るセッションでもあった。
今回のFP1とFP2を通じては14回のクラッシュが発生。ル・マン自体、過去数年間で転倒の多いサーキットとなっており、2018年のグランプリでは全クラスの週末を通じて109回もの転倒が発生した。
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ただル・マンは低温のコンディションが典型的な一方で、今回は暖かかったことを考えると、金曜日から転倒が連続しているのは珍しいようにも見える。
FP1で2度転倒を喫したミゲル・オリベイラ(KTM)は、なぜ多くのライダーが転倒しているのかについて、答えを持ち合わせていないと語る。ただ路面のグリップが”繊細”だったとも彼は感じているようだ。
「確実なことは言えないんだけど、グリップは良かったし、温度も良かったと感じられている」と、オリベイラは言う。
「でも突然フロントタイヤやリヤタイヤのグリップを失ってしまうんだ。つまり、どういうわけか路面がとても繊細で敏感なんだ」
「例えば、数年前に起きたほとんどのクラッシュは、ターン2でのモノだった。それはタイヤの左側が冷えていたからだ。でも今日は、コースの様々な部分で転倒を目にした。なぜなのか分からないよ」
ジャック・ミラー(ドゥカティ)はターン11でクラッシュ。ミラーもオリベイラと同様に”奇妙な”転倒だったとコメントしている。
「正直、本当に奇妙な転倒だった」
「コーナー中盤でタイヤに負荷がかかり始めて、すると前後でグリップが抜けてしまった。グリップ自体は悪くなかったけど、急に消えてしまったんだ。他のライダーが話しているようにね。説明はできないけど」
「グリップは転倒するまで良い感じだったんだ。それが急に消えてしまった。妙な状況だ」
「ミディアムタイヤはかなり良い感じだったから、よく分からない。リヤの摩耗もそうでもなく、フロントもロックさせたりはしていなかった」
「でも少し限界に近いところで走ろうとすると、こうなる。クラッシュの予兆は本当に無かったよ」
「もちろん、そういう結果に至るまでに、何度かプッシュしていただろうというのは分かる。でもコーナリングについて言えば、まだバイクをプッシュすべきところ、マージンがちょっとあるというところだったんだ」
「良いフィーリングの良いコーナーになるはずだったのに、急激に変わってしまった。ちょっとショックだけど、ソフトタイヤでもあまり違いはなかっただろう」
そしてミラーのチームメイトであるフランチェスコ・バニャイヤもコースに関して奇妙なフィーリングだったと認めている。
「妙な感覚だよ。グリップについて考えても、去年より少ない状態なのに速いラップタイムを記録できている。信じられない」
「今朝は午前中だし、こんなところかとも思っていた。でも午後になってより悪くなった。訳が分からない」
こうして奇妙がるライダー達だったが、ジョアン・ミル(スズキ)はそもそものコースの特徴だと語る。彼もFP2では転倒を喫しているが、FP1の冷たい風が混乱を引き起こした可能性も指摘している。
「このコースがこういう特性なんだと思う」と、ミルは言う。
「クラッシュは普通のモノだ。低速コーナーはともかく、他のコーナーではフロントタイヤからの警告はあまり多くない」
「予期せぬクラッシュが沢山あるけど、これはル・マンでは典型的なものだ」
「今日は気温が高かったけど、風は冷たかったから、ここで沢山のクラッシュがあったことも理解できる。風がいくらか混乱をもたらした可能性があるんだ」
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