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フェルスタッペン、ハミルトンら4人が審議対象も処罰なし。ウイリアムズには角田のインシデントの件で罰金/F1第20戦

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フェルスタッペン、ハミルトンら4人が審議対象も処罰なし。ウイリアムズには角田のインシデントの件で罰金/F1第20戦

 2023年F1メキシコシティGP(メキシコGP)の土曜予選において、複数のドライバーとウイリアムズF1チームが、レギュレーション違反の疑いについて審議対象となった。

 イエローフラッグ無視の疑いで調査を受けたのは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)とローガン・サージェント(ウイリアムズ)。ハミルトンに関しては、ミニセクターにおいて前のプッシュラップより少し遅く走っていたことが分かり、スチュワードは、ハミルトンに違反行為はなかったと判断した。一方、サージェントは、イエローフラッグ下で角田裕毅(アルファタウリ)を追い越したこと、十分な減速をしなかったことにより、10グリッド降格とペナルティポイント2を科された。

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 しかしサージェントは、トラックリミット違反によりタイムが取り消され、予選でタイムを記録することができなかったことで、最後尾20番グリッドからスタートすることが決まっているため、実質的にはペナルティの影響を受けない。

 予選中、ピット出口で停止し、後ろのマシンが出て行くことを妨げた件について、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)の行為が調査対象になった。これについては、いずれもペナルティなしという裁定が下された。




 スチュワードは、不必要に遅く走らないように規定タイムが設定されていることが、今回の出来事につながったと判断、ドライバーたちは安全を最優先にして行動したと説明した。

「スチュワードは、一連のインシデント全体が、予選中にサーキット上で危険な渋滞を避けるために設定された、SC2とSC1の間のミニマムラップタイム実施の直接の結果として発生したと考えている」とスチュワードの声明には記されている。

「ドライバーは、ミニマムラップタイムを守らなければならず、その一方で、前走車との間に管理可能なギャップを作り出そうと試み、さらにピット出口で不必要に停止したり、不必要に低速で走行することを避ける必要があるという、相反する要件があることに、我々は留意する」

「また、レースディレクターがこれらの相反する要件が存在することを受け入れたことに特に注目する。スチュワードを含むすべての関係者は、コース上で大きな速度差が生じる潜在的に危険な状況よりも、ピットレーンまたはピット出口で車両が渋滞する可能性がある方が良いという見解を堅持している」

「我々は、これらのインシデントに関与したすべてのドライバーが、安全を最優先に、誠実に行動していたと考えている。また、レースディレクションがミニマムラップタイムを適用するという正しいアプローチをとったことも、我々は認める。ピット出口に関してより良い解決策が見つかることが望ましいが、現段階ではそれがどのような解決策になるかは不明である」

「上記を考慮し、これ以上の措置は講じない」

 一方、予選中に、角田がガレージから出たところで、ウイリアムズがピットレーンに放置したジャッキに衝突した件に関して、ウイリアムズに20000ユーロ(約300万円)の罰金(そのうち10000ユーロは12カ月執行猶予)のペナルティが科された。ウイリアムズは機材を放置したことについて謝罪した。

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