独フォルクスワーゲンは、欧州で今夏披露する予定のSUVクーペ「Taigo(タイゴ)」を予告する画像を公開した。
フォルクスワーゲンがCUV(クロスオーバー・ユーティリティ・ビークル)と呼ぶSUVクーペは、今では多くのブランドが派生車種としてラインナップに加えている。特にコンパクトセグメントは競争も苛烈だが、そこにドイツの巨人が送り込むのが“タイゴ”だ。
タイゴのベースとなっているのは、ブラジル市場で販売されている「Nivus(ニーヴァス)」。このBセグメントSUVクーペは昨年デビューして以降、スタイリッシュなデザインとフルデジタルコクピットなど充実装備で人気を集めており、ニーヴァス登場時に予告されていた欧州用車種が今回のタイゴとなる。
タイゴは引き上げられた車高と流麗なルーフのシルエットなど、SUVクーペならではのダイナミックかつエモーショナルなデザインを採用。公開されたイメージでもワイド感を強調したルックスが確認できる。また、ブラックのオーバーフェンダーや迫力あるフロントバンパーの造形といったディテールの多くはニーヴァスと共通しており、質感の高さにも期待してよさそうだ。マフラーエンドを一体化したリアバンパーの処理なども、スポーティさを感じるポイントだ。
パワーユニットは直噴ターボのTSIエンジン。装備面では、LEDヘッドライトが全グレードで標準となるほか、ニーヴァスと同じくフルデジタルコクピットも設定される。また、先進の運転支援システムやコネクティビティ機能も搭載するとのこと。欧州で販売されるタイゴは、スペインのパンプローナ工場で生産され、マーケットローンチは本年末を予定する。
兄弟車ニーヴァスのボディサイズは、日本でも販売されている「T-ROC」より一回り小さいから、タイゴは先進国向けのSUVクーペラインナップでエントリーレベルを担うこととなる。高いアイポイントと取り回しやすいボディサイズに加え、クールな外観まで備えたタイゴにマーケットの注目が集まることは必至だろう。
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