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カローラ・シリーズ、2月の登録車販売で1位 マツダ・ロードスターは倍増

掲載 更新 38
カローラ・シリーズ、2月の登録車販売で1位 マツダ・ロードスターは倍増

2月の登録車 売れたモデルは?

執筆:Naojiro Onuki(大貫直次郎)

【画像】カローラクロス じっくり見る【カローラもSUV】 全66枚

2022年2月の新車販売の車名別ランキングが発表された(自販連/全軽自協調べ)。

結果としては、パーツの供給不足による生産ラインの一時稼働停止の影響が、順位を大きく左右する状況となった。

2月の登録車のランキングは、大きく変動する。

首位に立ったのはトヨタ・カローラで、前年同月比44.1%増(1万2636台)を成し遂げて3か月ぶりのトップにつく。

続く第2位には、定番ハイトワゴンのトヨタ・ルーミーが同6.1%減ながら1万1229台を記録し、1ランクアップで位置。

そして、2か月連続でトップに君臨していたトヨタ・ヤリスは、生産ラインの一時稼働停止で受注残が解消し切れず、同49.3%減(1万417台)に落ち込んで第3位に陥落した。

また、第4位には同25.3%増(9903台)を記録したトヨタ・ライズが、第5位には同35.1%増(9788台)を達成した日産ノートが、第6位には同23.0%増(7289台)を成し遂げたホンダ・フリードが、それぞれ1つずつ順位をアップ。

前月4位のトヨタ・アクアは、同67.4%増(6317台)を記録したものの、やはり生産ラインの一時稼働停止が影響して、第7位に順位を下げた。

マツダ 改良・拡充で伸びる

トップ10以降では、マツダの健闘ぶりが光った。

昨年12月に一部改良モデルを発売したマツダCX-5は同38.9%増(3596台)を達成して第12位に。

昨年6月に一部改良を図ったマツダ2は、同14.4%増(3062台)を販売して第16位に、本年1月に車種ラインナップの拡充を図ったマツダCX-8は同12.8%増(2889台)を記録して第18位に入る。

そして本年1月に一部改良を図ったマツダ・ロードスターは第37位にランクイン。前年同月比で98.2%増(1120台)を成し遂げた。

また、昨年4月に全面改良を図ったホンダ・ヴェゼルは同49.0%増(3826台)を達成して第11位に。

昨年12月に新型のPHEVモデルを発売した三菱アウトランダーは同733.3%増の1350台を成し遂げて第35位に、昨年10月に全面改良したスバル・レガシィ・アウトバックは同693.5%増(1103台)を記録して第38位に、昨年10月に新型に移行したGR86は959台を販売して第42位に入った。

2022年2月 乗用車ブランド通称名別順位 トップ10

1位 トヨタ・カローラ:1万2636台
2位 トヨタ・ルーミー:1万1229台
3位 トヨタ・ヤリス:1万417台
4位 トヨタ・ライズ:9903台
5位 日産ノート:9788台
6位 ホンダ・フリード:7289台
7位 トヨタ・アクア:6317台
8位 日産セレナ:5981台
9位 ホンダ・フィット:5359台
10位 トヨタ・アルファード:4553台

軽自動車についても見ていこう。

2月の軽 スーパーハイト勢が復調

2月の軽自動車ランキングについては、3か月ぶりにスーパーハイトワゴンがトップ3を独占する。

首位に立ったのは、唯一1万台オーバーで、かつ第2位の倍以上の販売台数(前年同月比7.4%増の1万9974台)を記録したホンダNボックスで、4か月連続でのトップに輝く。

続く第2位には、昨年9月に一部改良を図ったダイハツ・タントが同35.6%減ながら8936台を販売して前月と同位に位置。

そして第3位には、生産調整の影響もあって同54.6%減と苦戦したものの、6964台を販売したスズキ・スペーシアが入った。

また、生産および出荷を再開した日産ルークスは同39.3%減(6656台)を記録して第4位にランクイン。昨年9月に追加設定した新バージョンのスマイルの受注が好調なスズキ・ワコンRは、同16.8%増(6651台)を達成して第5位に位置した。

2022年2月 軽四輪車 通称名別 新車販売 トップ10

1位 ホンダNボックス:1万9974台
2位 ダイハツ・タント:8936台
3位 スズキ・スペーシア:6964台
4位 日産ルークス:6656台
5位 スズキ・ワゴンR:6651台
6位 日産デイズ:6374台
7位 ダイハツ・ミラ:6313台
8位 スズキ・アルト:6140台
9位 ダイハツ・タフト:5988台
10位 スズキ・ハスラー:5545台

注目モデルの動向に触れていこう。

本年3月での生産終了前に「α」と「β」の2タイプの追加生産を行うホンダS660は、前年同月比158.0%増(547台)を達成。

また、昨年12月より全ての法人や個人ユーザーも対象にして販売を開始したトヨタC+podは、同1000%増(99台)の登録を成し遂げる。

一方、商用車のカテゴリーでは、昨年12月に全面改良を実施したダイハツ・ハイゼットカーゴが同39.2%増(7770台)、同時期に一部改良を図ったダイハツ・ハゼットトラックが同26.3%増(8635台)を記録した。

なお、登録車と軽自動車を合わせた2月の車名別ランキングのトップ5は、ホンダNボックスが2か月連続での首位に立ち、以降はトヨタ・カローラ、トヨタ・ルーミー、トヨタ・ヤリス、トヨタ・ライズの順で続く。

前月と同様、登録車がトップ5のうちの4モデルを占める“登高軽低”の結果となった。

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みんなのコメント

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  • セダンのカローラ、カローラスポーツ、カローラツーリング、カローラクロス、カローラフィールダーそりゃ五車種も合計しての台数なんだから1位になるでしょ
  • 半導体にコロナで、満足に受注分を生産することもできない今の状況では販売台数で人気かどうかはわからないかもね~
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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