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F1メカ解説:バーレーンテスト編Part2|徐々に見えてきた2023年マシンのディティール

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F1メカ解説:バーレーンテスト編Part2|徐々に見えてきた2023年マシンのディティール

 バーレーンで行なわれたF1プレシーズンテスト。各チームの新車が白日の下に晒され、これまで分からなかった細かい部分の違いも徐々に見えてきた。

 各チームはセッション開始直後、マシンにエアロレーキ(空力測定用のリグ)をつけて定速走行を実施した。

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 エアロレーキには、圧力差からその周辺の気流速度を測定するキールプローブが並べられており、その計測データをもとにシミュレーションツールとの相関性を確認している。

 エアロレーキ自体も、チームがどこのデータを測定したいかによって様々な形状のモノが登場した。例えばメルセデスのW14は後輪前方、コークボトル部分にレーキを設置。等間隔にキールプローブが並べられている。

 マクラーレンMCL60のレーキは、少なくとも今回はやや幅広なものとなっており、サイドポンツーンやインダクションポッド周辺の気流を計測。レーキの骨組み自体も、メルセデスとは違ったデザインとなっている。

 アルピーヌは、今シーズンに向けてリヤを大幅に変更してきた。サスペンションはプルロッド式からプッシュロッド式に変更されているが、これはパッケージングや空力的な選択から決定されたものだ。

 この写真のアングルでは、衝撃吸収構造の上部に取り付けられたサスペンションや、リヤのクーリングアウトレットの内部を見ることができ、またビームウィングの配置、ディフューザーのコーナーが放射状になっていることも確認できる。

 リヤウイングピラーの根本には、温度測定テープが貼られており、この部分の温度をモニターするのに役立っている。

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みんなのコメント

1件
  • レーキ角とエアロレーキ ややこしいからどっちかをレイキにして欲しい…
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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