RBのダニエル・リカルドは、F1オーストリアGPの予選で11番手。チームメイトで14番手となった角田裕毅より前のグリッドを確保した。
今季は大いに苦戦していると評価されているリカルドだが、これまで角田に負けた時にもそれほど大差だったわけではないと主張。「僕は”そんなに速くない相手”にやられているわけじゃない」と語った。
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リカルドはオーストリアGPの予選Q2で、11番手。10番手となりQ3進出を果たしたアルピーヌのエステバン・オコンとの差は、僅か0.015秒だった。
「そうだね。すごく僅差だったと思う」
そうリカルドは語った。
「ロックアップしたりして、コンマ数秒失っていたら、苛立っていたかもしれない。でも、今回のアタックは結構良かった。満足している」
「走るごとに、0.5秒とか、コンマ数秒を削りとることができた。もっとタイムを削れるところは、ほとんどないところまで来られているように感じる。悪い感じはないね」
「でも、(Q3まで)とても近かったので、少し苛立つよね。それでも昨日からの進歩には満足している」
今季のリカルドは、角田に大きな差をつけられることが多く、大いに苦戦しているとの評価が一般的。それにより、来季のシート獲得が危ういのではないかとの噂が広がっているわけだ。
ただリカルド曰く、角田とそんなに差があるわけではないという。
「今年は確かに、(角田よりも良い成績を残せるような)好調な日もあったけど、全体としては期待されていたり、自分が望んでいたような結果とは少し違う」
そうリカルドは語る。
「でも、ユウキとの差が0.5秒とか、そういうことは滅多になかったはずだ。先週だって、彼は僕に対して0.1秒も差をつけていない」
「彼は今年、多くの賞賛を受けている。つまり、僕はそんなに速くないドライバーにやられているというわけではないんだ。誰もが、彼の1周のペースがすごく速いことを認めていると思う」
「チームメイト間の戦いについては、確かに注目される。でも、今日はアタックをまとめ上げることができて満足しているし、みんなを少し静かにさせられるかもしれないね」
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いい関係だな