今年9月に延期して開催される予定だったMotoGPカザフスタンGPは、再び実施に暗雲が立ち込めている。そのためMotoGPは現在急ピッチで代替レースの検討を進めている。
カザフスタンGPは当初2024年シーズンの6月14~16日に開催予定となっていた。しかし現地での洪水被害が酷く、開催が延期された。
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そして9月20~22日に開催予定だったインドGPが中止されたことで空いた穴を埋めるように、延期されていたカザフスタンGPが行なわれる形にリスケジュールされた。
しかし、この9月開催にリスケジュールされたカザフスタンGPも、結局開催できずに中止となるという情報をmotorsport.comは掴んでおり、先日報じている。
しかしMotoGP、そして運営のドルナはテレビ放映権者との関係などもあり、全20戦の開催カレンダーを維持するように迫られている。そのため現在急ピッチで代替レースの検討を進めているという。
最初に上がってきた候補は、カタールのルサイル・インターナショナル・サーキットでの今年2回目のレースだ。カタールとドルナは良好な関係を築いていることも、その後押しとなっていた。
だが、カタール2戦目という選択肢は、いくつかの欠点によって今では開催が難しくなっているようだ。
ひとつはカタールでF1が開催されている11月末までの見通しが立っているにもかかわらず、地元プロモーターと開催地との間で、合意にいたっていないこと。
そしてもうひとつは、現地のコンディションだ。カタールでは9月中旬に、平均気温が29度となり、最大で39度に達する暑い環境になる。
motorsport.comの調べでは、何人かのライダーがこの件について訊かれ、レースをするのはかなり難しいという結論に達したという。レースを行なう場合、ナイトレースとなるだろう。
そうした中ドルナは現在、他の場所での開催の可能性を評価している。
調べによると、一部チームの耳に届いている話のひとつには、2020年までチェコGPを開催していたブルノ・サーキットが挙がっているようだ。
しかしブルノでのMotoGP開催における問題もある。過去、ライダーからの批判にさらされてきた路面の不安定な状況だ。2021年には暫定カレンダーからこの問題が原因で除外されている。
ブルノ・サーキットは所有者が元MotoGPライダーのカレル・アブラハムの父親一家から、今はSHAKAI社に移っている。しかしそれによってMotoGPカレンダーへの復帰が促進されるかどうかは、まだ分からない。
またどちらにしても、カザフスタンGPが開催される予定の週は、インドネシア、日本と続く3連戦の初戦となっているため、遠隔地での開催はロジスティクス面からしても簡単なことではないだろう。問題解決に向けた、MotoGPの今後の動きが注目される。
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