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4代目MINI登場! 2030年までの完全電動化に向けたBEVモデル第一弾 変わっていないようでどこが変わった?

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4代目MINI登場! 2030年までの完全電動化に向けたBEVモデル第一弾 変わっていないようでどこが変わった?

 2023年9月1日、4代目MINIが発表、9月5日から始まるIAAモビリティショーで実車が世界初公開! 今回発表された4代目MINIは3ドアと、クロスオーバー(海外名:カントリーマン)で、いずれもBEVだ。写真ではあまり変わり映えしないように見えるのが中身は変わっているのか、解説していこう。

文/ベストカーWeb編集部、写真/BMW

4代目MINI登場! 2030年までの完全電動化に向けたBEVモデル第一弾 変わっていないようでどこが変わった?

■約10年ぶりにフルモデルチェンジ!

9月1日に発表、実車が9月5日、IAAモビリティショーで世界初公開となる新型MINI。極力シンプルでプレーンなデザイン

 2013年11月20日に東京モーターショーで世界初公開され、日本では2014年3月に販売開始となった3代目MINIの発売から約10年、4代目MINIが発表となった。

 一見すると、どこが変わったのかわからないが、現行MINIの写真と比較してみると、「なるほどあまり変わっていないように見えてけっこう変わってる」と感じていただけるだろう。

現行MINIクーパーSと新型MINIクーパーS

 新型MINIのデザインテーマは「カリスマ・シンプルシティ」。つまりMINIの直感的なDNAをわかりやすくシンプルに、ミニマルにデザインするというもの。もっといえば、MINIのデザインをできる限りシンプルに、ゴテゴテとして装飾を排除し、プレーンにデザインしたということだ。

リアテールランプは従来の縦型長方形から三角形となった。左右のテールランプは横一文字

 それはエクステリアのディテールを見ればよくわかる。初代(BMW製)以来採用してきたAピラー下、ドア全部とフェンダーの間にあったサイドスカットルや樹脂製のフェンダーアーチ(サイドスカートやフロント&リアのアンダー部分は残る)が廃止され、フラッシュドアハンドルを採用。

 シンプルシティの言葉通り、極力ディテールパーツを拝したクリーンなデザインにまとめている。ボディ全体をフラッシュサーフェース化したことにより、Cd値は0.28とこのクラスとしては高レベルの空力性能を誇る。

左からクラシックMINI、初代BMW MINI(2001年5月発表、2002年3月日本発売)、2代目(2006年2月発表、2007年2月日本発売)、3代目(2013年11月発表、2014年3月日本発売)、そして4代目MINI。3代目で3ナンバーとなったが4代目はさらに全幅が拡大しているように見える

 丸目のヘッドライトのデザインは大きく変わっている。新たに外側の円形と上下に2本のラインは、デイタイムランニングライトとし、中央部にLEDヘッドライトを配置。オプションも含めて3種類のデザインのほか、ウェルカム/グッドバイアニメーションも用意されている。

 フロントグリルは先代の六角形から八角形になり、クロームに代わり、新たなアクセントカラーとしてバイブランドシルバーを採用。

テール回りは歴代モデルで一番変化した部分

 テール回りのデザインは歴代モデルで最も変わった点はテールランプの形状かもしれない。三角形を縦に配置したテールランプは英国の国旗をモチーフにしており、様々なデザインモードにも切り替えることができる。

 左右のテールライトをつなぐ一文字のブラックラインの真ん中にはCOOPER Sのロゴを配置、その上にはミニのロゴが装着されている。

左右テールランプをつなぐ横一文字

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