マクラーレン・レーシングのCEO、ザック・ブラウンが、現在のドライバーラインアップに満足しており、フェルナンド・アロンソがF1に戻りたいと言ったとしても、乗せるシートはないと語った。
アロンソは、2015年にマクラーレンに加入し、2018年末でF1から離れる決断をした。しかしマクラーレンとの契約は別の形で継続し、アンバサダーに就任、2019年にはともにインディ500にも挑戦した。
インディカーフル参戦は否定するアロンソ「インディ500に戻るなら、もっとも競争力のあるものを選びたい」
新契約のなかにはF1テストも含まれており、バーレーンGP後のテストでアロンソはMCL34を走らせている。
しかしブラウンは、現時点でアロンソがマクラーレンからF1に復帰する可能性はないと発言した。カルロス・サインツJr.とランド・ノリスのふたりに非常に満足しており、ふたりとは長期的な契約を結んでいるとブラウンは言う。
ドイツのAuto Motor und Sportのインタビューにおいて、「アロンソが乗りたいと言ったらどうしますか?」という質問がなされ、ブラウンは次のように答えた。
「そうなったら、(F1のボスである)チェイス・キャリーに3台目のマシンを走らせてもいいかどうか尋ねる必要がある」
「我々は両ドライバーと長期契約を結んでおり、ふたりに満足している。幸いフェルナンドからそういう要望は受けていない」
「(もし要望を受けても)今のマクラーレンには空きシートはない」
「今のドライバーたちはとてもよくやっている。50パーセントの割合で予選Q3に進出し、優れたフィードバックも提供してくれる」
「互いの関係も良好なので、ふたりがバトルをしても心配する必要がない」
マクラーレンは第7戦終了時点でコンストラクターズランキング4位に位置している。しかし5位以下とのギャップは小さく、すぐ下のルノーとはわずか2ポイント差だ。
「4位というのは素晴らしい位置だが、慎重に考える必要がある。9位までのポイント差は小さい。中団の争いは僅差であり、あっという間に8位に落ちる可能性がある」とブラウン。
「我々のチームは素晴らしいパフォーマンスを発揮している。だからこそ、今4位のポジションにいるのだ。マシンの速さでは4番手ではなく、6番手だと思う。だが、ピットストップや戦略が成功し、高い信頼性を発揮し、ドライバーたちもいい走りをしてくれている。また、他のチームのミスに助けられてきた部分もある」
「チームとドライバーたちのおかげで、今、4位の位置にいる。我々のチームが一歩前進したことは間違いない」
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