F1は、2021年のF1開催カレンダーの改訂版を発表した。
昨年の12月17日、FIA世界モータースポーツ評議会(WMSC)は23戦からなる2021年のF1開催カレンダーを承認。これによれば、3月21日(日)決勝のオーストラリアGP(メルボルン)で開幕する予定になっていた。しかしその後、世界中で新型コロナウイルスの感染拡大状況が悪化。変異種が確認されるなど、感染者数は再び増加傾向となっている。
■F1の2021年開催カレンダーが承認。ベトナムGPが予定されていた4月25日は未だ空白
この状況により、F1は当初の予定通り3月21日にオーストラリアGPを開催するのは不可能だと判断。第2戦として予定されていたバーレーンGP(3月28日決勝)を開幕戦とすることになった。オーストラリアGPは中止されるのではなく、第21戦として11月21日決勝に開催すべく延期されている。
また渡航制限に伴い、第3戦に予定されていた中国GPも開催延期に。中国GPのプロモーターとは今も話し合いが続いており、可能であればシーズン後半に日程を改めて開催する可能性があるという。
この中国GPの延期により、2020年にエミリア・ロマーニャGPを開催したイモラ(イタリア)で、4月18日に第2戦が開催される予定となっている。さらにTBC(確認中)となっていた4月25日開催のレースは、5月2日決勝にずらされている。このレースについてはまだTBCのままだ。
なおオーストラリアGPの日程変更に伴い、サンパウロGPが11月7日へと1週間前倒しされ(当初11月14日開催予定)、サウジアラビアGPは12月5日(当初は11月28日開催予定)、最終戦アブダビGPも12月12日(当初は12月5日開催予定)にそれぞれ後ろ倒しされることになった。
2021年から新たにF1のCEOを務めることになったステファノ・ドメニカリは、今回の日程変更に際し次のようにコメントを寄せた。
「今年のF1は忙しいスタートを切った。そして今シーズン、予定されているレース数が変わらないことを確認できて嬉しく思っている」
そうドメニカリ新CEOは語る。
「新型コロナウイルスの大流行は、まだ生活を正常なモノに戻すことを許していない。しかし2020年に我々は、国際的なスポーツとして初めて、安全にレースができるということを示し、そして今シーズンに引き継ぐ経験と計画を手にした」
「11月にオーストラリアGPを変更することについてはすでに合意ができており、中国の関係者とも、2021年にレースをするための解決策を模索し続けている」
「イモラが2021年シーズンに復帰することを発表でき、嬉しく思っている。そして我々のファンが、冬休みが終わり、バーレーンでの改訂されたシーズン開幕戦を楽しみにしていることは分かっている」
「ウイルスに関する状況は、今も流動的なままだ。しかし我々と全てのパートナー、そしてプロモーターには、それに安全に適応するための、昨シーズン培った経験があるのだ」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?