この記事をまとめると
■最近のクルマはメンテナンスフリーだがそれでも放置は禁物だ
やってみた動画に触発されて愛車をセルフメンテ! 一歩間違えると起こる「大惨事」の事例とは
■ホイール(タイヤ)交換やオイル交換は比較的敷居が低いので挑戦しやすい
■重量物もあるので怪我には要注意だ
クルマを知ることは安全運転にもつながる
クルマを好調に、そして安全に維持していくためには定期的なメンテナンスは必須。近年のクルマはメンテナンスフリー化が進んでいるとはいえ、それでもまったくメンテナンスをしないというのはオススメできない。
とはいえメンテナンスを修理工場やディーラー、カー用品店などに依頼すると、部品代のほかに工賃が発生してしまう。もちろんこの工賃はプロが確実に作業をしてくれるために発生するものであるため、価値のあるものであることは間違いないが、自分でできるのであればこの工賃を浮かせて節約することもできるのだ。
そこで今回は、やり方さえ把握すれば自分でもできるメンテナンスをいくつかピックアップしてご紹介したい。もし興味があれば自分のクルマに対する作業方法を調べて実行してみてはいかがだろうか。
タイヤ交換
タイヤ交換といってもホイールにタイヤを組みつけるのはなかなかハードルが高いが、すでにホイールに組みつけられているものを交換するのであれば、DIYでも十分に実施することが可能で、ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤに交換するときなどは役に立つスキルだ。
このとき注意すべき点は、ジャッキをかける場所とホイールを留めるナットの締め付けトルクだ。クルマにはジャッキポイントと呼ばれるジャッキアップするときに使用する部分が存在しており、それ以外の部分でジャッキアップするとボディを凹ませてしまったり、エアロパーツなどを破損したり、最悪の場合ジャッキが外れて大惨事になる恐れもある。
また、ホイールナットの締め付けトルクも適切に管理しないと走行中にタイヤホイールが外れる事故に繋がるが、かといって締め付けすぎるとボルトがネジ切れてしまってやはりタイヤホイールの脱落にもつながるので、できればトルクレンチを用いて適正に管理したい。
やることは超シンプル!
エンジンオイル交換
定期的に交換が必要なエンジンオイル交換もやり方さえわかっていれば以外と簡単にできる作業のひとつ。
こちらもしっかりジャッキアップをするというのが最大かつ最重要なポイントだが、車高がそこまで低くない車両であれば、市販のスロープなどを用いればジャッキアップせずにオイルを排出するドレンにアクセスできるだろう。
古いオイルはそのまま処分はできないが、市販のオイル回収ボックスなどを用いれば燃えるゴミなどで簡単に処分することができる。
適合するオイルは取扱説明書に記載があり、使用量なども併記されているため、確認して購入すれば問題ないし、レベルゲージで確認しつつ注入すれば過不足が発生することもないだろう。
注意したいのは、オイルパンとドレンボルトの間にあるドレンパッキンをしっかり交換すること。ただし、こちらも締め付けトルクに気をつけたい。オイル漏れを危惧して高いトルクで締め付けてしまうと逆にナメてしまってオイル漏れの原因になり、交換費用も高くついてしまう。
バッテリー交換
どんなにクルマが進化してもなくてはならないバッテリー。これは電気自動車でも補器類を動かすために内燃機関車と同じくバッテリーが搭載されており、これがダメになると始動させることができなくなってしまう。
この補機バッテリーの交換は意外と簡単で、バッテリーのマイナス側の端子を先に外し、赤いカバーで覆われているプラス側の端子も外したらバッテリーの固定具を外して取り出して、逆の手順で装着するだけだ。
このとき、端子が車体の金属部分に触れるとショートする可能性があるので、そこに注意するのと、バッテリーは意外と重量物なので、取り外し、取り付けの際に腰を痛めないようすることも大切だ。
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みんなのコメント
一歩間違えると起こる「大惨事」の事例とは」
という記事を先日書いといて、スゲー二枚舌っぷりw