■タイで初公開! 軽規格な新型「eWX」に反響も
スズキのタイ法人は、2024年3月末にバンコクで開催された「第45回バンコク国際モーターショー」で、軽ワゴンサイズのEV、新型「eWX」を実車展示しました。これについてユーザーから反響も集まっています。
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eWXは、2023年10月に行われた「ジャパンモビリティショー2023」で世界初公開された軽ワゴンEV。
「毎日の生活に寄り添う軽ワゴンEV」として、スズキの軽自動車の特長である楽しく実用的な軽ワゴンと、EVらしい先進感をクロスオーバーさせたコンセプトモデルです。
今回のバンコクでのモーターショーで、同市場で初めてeWXが公開されました。
eWXのボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1620mmと軽自動車規格に納まるサイズ。満充電航続距離は230kmです。
外観は、グレーのボディカラーをベースに、イエローの蛍光色がアクセントカラーとして施され、先進的なデザインに。ボディはシンプルな造形で角丸長方形のモチーフが用いられ、親しみやすさも感じさせます。
また丸みがありつつもスズキの軽クロスオーバーSUV「ハスラー」に似ていることから、公開当初は“次期型ハスラーなのではないか”といった声も寄せられていました。
一方インテリアは軽やかで使いやすく居心地の良い室内空間に仕上がっており、毎日の生活を支える「相棒」のような存在を表現したといいます。
今回のeWXの実車展示に、スズキのタイ法人で代表を務める鈴木忠臣氏は以下のようにコメントしています。
「今回、私たちはコンセプトカーを発表しました。これは単なる新しい乗り物ではなく、より良い生活のためのイノベーションでもあります。
スズキは、消費者生活のあらゆる側面に注意を払いながら、その旅に“最適”を開発することを決してやめません」
eWXの登場にユーザーからは「こういうのもおもしろいよな」「海外展開も考えてるのかな?」や「先進的でかっこいい」などの声、なかには「カッコイイしこのまま市販を望みます」と市販化を望む声も寄せられていました。
ちなみに、スズキがかつて2023年1月に行った「2030年度に向けた成長戦略説明会」では、「日本に、2030年度までにEVを6モデル展開する」と公言しており、そのなかにはeWXのような“軽ワゴン”と思えるクルマがラインナップしていました。
eWXが含まれるのであれば、近い将来、今後市販化する可能性も考えられるのかもしれません。
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