【MotoGP】怪我から早期復帰アレックス・マルケス、2位確保の満点レース「怪我のおかげで転倒を避けられたのかもね」

　MotoGP第11戦ドイツGPでアレックス・マルケス（グレシーニ）は2位フィニッシュ。怪我から急いで復帰してきたが、それに見合う結果を得られたことに満足しているようだ。

　アレックス・マルケスは第10戦オランダGP決勝で転倒した際、左手の第二中手骨を骨折。手術を受けたアレックス・マルケスは、1週間のインターバルを置いて行なわれたドイツGPで、早くも復帰を果たした。

　アクセルワークにかかわらない左手ではあるが、こうして急いで復帰を目指したことには、アレックス・マルケスが現在ランキング2番手と上位につけていることが背景にある。

　土曜日のスプリントレースでは今季初めて表彰台を逃す8位フィニッシュだったが、なんとかポイントを獲得。決勝では転倒者続出のサバイバルレースをうまく乗り切ったことでアドバンテージを得て、兄マルク・マルケス（ドゥカティ）に次ぐ2位を獲得した。

　ランキング3位のフランチェスコ・バニャイヤ（ドゥカティ）はスプリントレース12位のノーポイント、そして決勝では3位となったため、負傷明けのアレックス・マルケスとしては点差を広げるというこれ以上無い結果となった。

「ここにはペッコ（バニャイヤ）にできるだけポイントを奪われないようにしようという考えで来ていたんだ。そして、彼よりも6ポイント多く獲得することができた」

　アレックス・マルケスはドイツGPをそう振り返った。

「怪我のおかげでクラッシュを避けることができたのかもしれないね。僕の前でふたり（アプリリアのマルコ・ベッツェッキとVR46のファビオ・ディ・ジャンアントニオ）がクラッシュして、完走したのも10人しかいなかった。2週間前は手術のためにマドリードへ飛んでいたのに、こうしてこの位置にいられてとても嬉しいよ」

「残り10周くらいから、体の左側の動きが硬くなってきていて、コーナリングの障害になっていた。ブルノ（次戦チェコGP）ではもう少し良くなっていることを期待している」

Comments

[Nobody]

ファビは健闘の4位、だがマルケスから11秒遅れって、もう戦いになってない（笑）

[ext********]

タラレバだが、マルクがいなかったらもっと僅差で毎レース接戦が見れたかなぁ・・